AFTERCARE & DOWNTIME
赤み・腫れ・痛み・内出血などのダウンタイム、メイクや洗顔、運動・飲酒の注意、医療機関へ連絡する目安を整理します。
- ✓ 赤み、腫れ、痛み、圧痛、内出血、しびれなど、施術後に起こり得る症状を確認します。
- ✓ メイク・洗顔・入浴・運動・飲酒など、施術後の過ごし方を確認します。
- ✓ 機器の仕組み、効果、持続期間、料金、HIFUとの違いは総合ガイドと専用記事へ分けます。
ダウンタイムを理解するための照射の仕組み
ウルセラプライムは、集束超音波によって設定した深さへ熱作用を生じさせるMFU-V機器です。照射後には赤み、腫れ、痛み、圧痛、内出血、しびれなどが生じる可能性があり、症状と期間は照射部位や条件、個人によって異なります。
本ページでは施術後の症状と過ごし方に絞って解説します。機器の仕組み、適応、効果、料金、HIFUとの違いは総合ガイドで確認してください。
ウルセラプライムの主なダウンタイム症状と期間
ウルセラプライムは皮膚表面を切開しない施術ですが、症状が全くないとは限りません。赤み、腫れ、痛み、内出血、しびれなどの程度と期間には個人差があるため、施術予定の医療機関から説明を受けてください。
主なダウンタイム症状
- 赤み(紅斑):施術直後から数時間〜1日程度、施術部位に赤みが出ることがあります。これは熱エネルギーによる一時的な反応であり、ほとんどの場合、メイクで隠せる程度です。
- 腫れ(浮腫):施術部位に軽度から中程度の腫れが生じることがあります。特に、頬やあご下など脂肪組織が多い部位で顕著に出やすい傾向があります。腫れのピークは施術後2〜3日後で、1週間程度で落ち着くことが多いです。
- むくみ:腫れと同様に、むくみを感じることもあります。特に翌朝に顔がむくんでいると感じる方もいます。
- 痛み・圧痛:施術中だけでなく、施術後も数日間、触ると痛みを感じたり、鈍い痛みが続くことがあります。これは熱凝固による組織の炎症反応であり、時間の経過とともに軽減します。
- 内出血:稀に、超音波の熱が血管に影響を与えることで、点状の内出血が生じることがあります。通常は数日〜1週間程度で自然に吸収されます。
- しびれ感:神経に近い部位を施術した場合、一時的にしびれや麻痺感を感じることがあります。これは通常、数週間から数ヶ月で自然に回復することがほとんどです。症状が続く場合や、筋肉の動きに変化を感じる場合は、施術を受けた医療機関へ相談してください。
ダウンタイムの期間
赤みや腫れなどの経過は、照射部位・条件・体質によって異なります。数日で軽くなる症状がある一方、痛みや感覚の変化が長く続く場合もあります。期間を一律に断定せず、予定に余裕を持ち、悪化や長期化がある場合は施術を受けた医療機関へ相談してください。
ダウンタイムの症状や期間は個人差が大きいため、施術前に医師と十分に相談し、ご自身の体質やスケジュールに合わせて計画を立てることが重要です。特に重要な予定がある場合は、余裕を持って施術を受けることをお勧めします。
施術後の過ごし方|メイク・洗顔・入浴・運動
施術後の過ごし方は、皮膚の状態と施術条件によって異なります。以下は一般的な確認項目です。実際には施術を受けた医療機関の指示を優先してください。
1. 冷却と保湿
- 冷却:施術直後から数日間は、施術部位を優しく冷却することで、腫れや赤み、痛みを和らげることができます。ただし、凍傷にならないよう、保冷剤を直接肌に当てるのではなく、清潔なガーゼやタオルで包んで使用してください。
- 保湿:施術後の肌はデリケートになっているため、十分な保湿が不可欠です。刺激の少ない化粧水や乳液、クリームで肌のバリア機能をサポートし、乾燥を防ぎましょう。保湿をしっかり行うことで、肌の回復を助け、ダウンタイム中の不快感を軽減できます。
2. 紫外線対策
施術後は皮膚への刺激を避け、紫外線対策を行います。使用する製品や再開時期は皮膚の状態によって異なるため、施術を受けた医療機関の指示を確認してください。
3. メイクと洗顔
- メイク:多くのクリニックでは、施術直後からメイクが可能とされています。ただし、肌に刺激を与えないよう、優しく行うことを心がけてください。
- 洗顔:洗顔も施術直後から可能ですが、ゴシゴシと擦るような洗い方は避け、泡で優しく洗うようにしましょう。熱いお湯での洗顔も控え、ぬるま湯を使用してください。
4. 入浴と運動
- 入浴:シャワーは当日より可能ですが、長時間の入浴やサウナなど、体を温めすぎる行為は、血行を促進し、腫れや内出血を悪化させる可能性があるため、施術後2〜3日間は避けるのが賢明です。
- 運動:激しい運動も血行を促進するため、施術後2〜3日間は控えるようにしてください。軽い散歩程度であれば問題ありません。
5. 飲酒と喫煙
- 飲酒:アルコールは血行を促進し、腫れや内出血を悪化させる可能性があるため、施術後2〜3日間は控えることをお勧めします。
- 喫煙:喫煙は血行を阻害し、肌の回復を遅らせるだけでなく、コラーゲン生成にも悪影響を及ぼす可能性があります。施術後だけでなく、普段から控えることが肌の健康維持には重要です。
仕事や行事の予定がある場合は、症状の個人差を踏まえて余裕を持って計画し、メイク、入浴、運動、飲酒の再開時期を事前に確認してください。
ウルセラプライム施術後の合併症と対処法は?
ウルセラプライムは比較的安全な治療法ですが、稀に合併症が発生する可能性もあります。これらの合併症について理解し、適切な対処法を知っておくことが重要です。
考えられる合併症
- 水ぶくれ・やけど:非常に稀ですが、超音波エネルギーが過剰に集中したり、肌の表面に近い層に照射されたりした場合、水ぶくれや軽度のやけどが生じることがあります。
- 色素沈着:やけどや強い炎症が起こった場合、その後に一時的な色素沈着(シミのようなもの)が生じることがあります。特に日焼け対策を怠るとリスクが高まります。
- 神経損傷:顔面には多くの神経が走行しており、稀に神経に熱が加わることで、一時的なしびれや麻痺、表情筋の動きの異常(口角が上がりにくいなど)が生じることがあります。ほとんどの場合、数週間から数ヶ月で自然に回復しますが、非常に稀に長期化することもあります。
- 感染症:非侵襲的な治療のため、感染症のリスクは非常に低いですが、施術部位の衛生状態が保たれない場合や、自己判断で処置を行った場合に起こる可能性はゼロではありません。
- 効果の不十分さ・左右差:期待した効果が得られない、または左右で効果に差が出ると感じる方もいらっしゃいます。これは施術者の技術や患者さまの肌の状態、骨格など様々な要因が関係します。
合併症への対処法
万が一、上記のような合併症が疑われる症状が現れた場合は、すぐに施術を受けたクリニックに連絡し、医師の診察を受けてください。自己判断で市販薬を使用したり、無理に触ったりすることは避けるべきです。
強い痛みや腫れが続く、水疱や熱傷が疑われる、感覚や筋肉の動きに変化がある、視覚や発話に異常を感じるなどの場合は、自己判断で様子を見続けず、施術を受けた医療機関へ速やかに連絡してください。
効果・持続期間は専用記事で確認
効果が現れる時期や持続期間は、ダウンタイムとは評価する内容が異なります。本ページでは詳説を重ねず、研究の評価時点と限界をまとめた専用記事へ分けています。
施術前に確認したいダウンタイムの説明項目
施術前には、起こり得る症状、通常の経過だけでなく、連絡が必要な症状と連絡先まで確認します。機器名だけでなく、照射部位・深度・ショット数などの条件も説明を受けてください。
- 赤み・腫れ・痛み・内出血・しびれなどの可能性
- メイク、洗顔、入浴、運動、飲酒を再開する目安
- 異常を感じたときの連絡先と受診の目安
- 照射部位・条件と、予定に必要な余裕
まとめ|ダウンタイムと相談目安を確認
ウルセラプライムでは、赤み、腫れ、痛み、圧痛、内出血、しびれなどが生じる可能性があります。症状と期間には個人差があるため、施術前に想定される経過、施術後の過ごし方、連絡が必要な症状を確認してください。強い症状や感覚・筋肉の動きの変化などがある場合は、自己判断せず施術を受けた医療機関へ連絡します。
よくある質問(FAQ)
- Geronemus, R. G., & Bank, D. E. (2012). The use of microfocused ultrasound for skin tightening. Journal of Drugs in Dermatology, 11(12), 1461-1466.
- Fabi, S. G., & Goldman, M. P. (2014). Microfocused ultrasound for skin tightening. Dermatologic Surgery, 40(Suppl 1), S145-S151.
- Watanabe, Y., & Nakai, K. (2014). Clinical efficacy of microfocused ultrasound with visualization for skin laxity. Journal of Cosmetic and Laser Therapy, 16(5), 229-234.
- Kinney, B. M., & Lozanova, P. (2015). Aesthetically relevant changes in the appearance of the face and neck after treatment with a microfocused ultrasound device. Aesthetic Surgery Journal, 35(1), 81-89.
- Geronemus, R. G., & Bank, D. E. (2012). The use of microfocused ultrasound for skin tightening. Journal of Drugs in Dermatology, 11(12), 1461-1466.


