MEDICAL INFORMATION / HYALURONIC ACID FILLER
ヒアルロン酸注入とは効果・持続期間・副作用
ヒアルロン酸注入は、顔などの軟部組織へ充填材を注入し、しわやくぼみ、輪郭を補整する目的で行われる美容医療です。製剤、注入部位、注入層、量によって適応とリスクが異なります。
監修:倉田 照久 医師 最終確認日:2026年8月17日
QUICK ANSWER
最初に知っておきたい要点
ヒアルロン酸注入は、注入した材料で組織のボリュームを補う治療です。変化の程度と持続期間は製剤・部位・量・個人差で変わり、まれでも血管閉塞による皮膚壊死、視力障害・失明、脳卒中などの重い合併症があります。

HOW IT WORKS
ヒアルロン酸注入の仕組み
ヒアルロン酸使用軟組織注入材は、ゲル状の材料を皮内・皮下・骨膜上など、製品の適応と治療目的に応じた層へ注入し、物理的に組織を補整します。皮膚そのものを若返らせることや、加齢変化を止めることを保証する治療ではありません。
製剤ごとに硬さ、なじみ方、適応部位、承認範囲が異なります。「同じヒアルロン酸」という理由だけで、どの製剤も同じ部位へ使えるわけではありません。
診察
骨格、脂肪、皮膚、表情、既往歴、過去の注入歴を確認します。
製剤・層・量
目的と承認範囲を確認し、注入位置と量を計画します。
経過観察
直後の反応だけでなく、遅れて現れる症状にも注意します。
AREAS & GOALS
部位ごとに目的とリスクが異なる
部位名だけで施術を決めず、見え方の原因と血管走行を含む解剖を確認する必要があります。
| 部位・悩み | 一般に検討される目的 | 主な確認点 |
|---|---|---|
| 頬・こめかみ | ボリューム低下や輪郭の補整 | 骨格・脂肪の位置、左右差、必要量 |
| ほうれい線・口元 | 溝や影の見え方を補整 | たるみや支持組織の影響、表情時の動き |
| 唇・あご | 形や輪郭の補整 | 動き、歯列・骨格、過量注入による不自然さ |
| 鼻・眉間・額・目周囲 | 形態やくぼみの補整 | 血管閉塞や視力障害に特に注意が必要な領域を含みます |
承認されている部位・注入層・目的は製品ごとに異なります。検討時には製品名と電子添文を確認してください。
DURATION & EXPECTATION
効果と持続期間の考え方
変化には個人差がある
注入量、部位、もとの骨格や組織、腫れの程度によって見え方が変わります。希望どおりの結果を保証する治療ではありません。
持続期間は製剤ごとに確認
製剤の架橋、注入部位、動き、代謝などで異なります。一般的な期間だけでなく、使用予定製品の説明を確認します。
追加注入を急がない
腫れが残る時期に追加すると過量になる可能性があります。経過を確認してから再評価します。
RISKS & EMERGENCY SIGNS
副作用・合併症と緊急受診の目安
すぐに施術医または救急医療へ連絡する症状
- 通常とは異なる強い痛み、急に増悪する痛み
- 注入部位周辺の皮膚が白・灰色・青色になる、まだらになる
- 見えにくい、二重に見える、視野が欠けるなどの視覚症状
- ろれつが回らない、顔・手足のしびれや脱力、強い頭痛など脳卒中を疑う症状
血管閉塞に関連する症状は時間を争う場合があります。自己判断で様子を見ず、施術を受けた医療機関へ直ちに連絡し、視覚症状や神経症状がある場合は救急要請を検討してください。
比較的よくみられる反応
痛み、圧痛、赤み、腫れ、内出血、かゆみ、左右差など。多くは一時的でも、程度や経過には個人差があります。
遅れて生じることがある症状
しこり、結節、感染、炎症、肉芽腫、移動、変色など。数週から数か月以上たって現れる場合もあります。
まれでも重い合併症
血管閉塞、皮膚壊死、視力障害・失明、脳卒中、重いアレルギー反応などが報告されています。
施術前に申告すること
過去の注入歴、アレルギー、感染・炎症、妊娠・授乳、出血傾向、服薬、自己免疫疾患、歯科治療や手術予定など。
BEFORE YOU DECIDE
施術前に確認したい7項目
- 施術を担当する医師カウンセラーだけで決めず、医師が診察・説明・注入を担当するか。
- 具体的な製品名国内承認の有無、承認された部位・目的、使用期限、包装の確認ができるか。
- 注入部位・層・量なぜその計画なのか、過量を避ける方針が説明されるか。
- 代替選択肢注入しない選択や、他の治療、経過観察も含めて比較できるか。
- 総額と追加費用製剤代、診察、麻酔、再診、修正・溶解などの費用が事前に示されるか。
- 緊急時の対応血管閉塞や視覚症状が起きた場合の連絡先と対応体制があるか。
- 当日の契約を急がせない説明を持ち帰り、納得できなければ施術を受けない選択ができるか。
厚生労働省も、効果だけでなくリスク、費用、解約条件、代替方法を施術前に確認するよう注意喚起しています。
COST & AVAILABILITY
費用を確認するときのポイント
当院では現在、ヒアルロン酸注入を提供していないため、この治療の料金は掲載していません。一般的な費用は製品、使用量、部位、麻酔、再診・修正対応などで変わるため、広告の最低価格だけでなく必要な総額を施術前に確認してください。
SOURCES
参考資料
- PMDA「ジュビダームビスタ ボリフト XC」電子添文
- 厚生労働省「その美容医療、ちょっと待って!」
- FDA「Dermal Fillers (Soft Tissue Fillers)」
- Risk Factor Analysis for Vascular Occlusions After Dermal Filler Injections(系統的レビュー)
- Vascular complications with necrotic lesions following filler injections(系統的レビュー)
- A Scoping Review of Hyaluronidase Use(レビュー)
製品ごとに承認範囲・禁忌・注意事項が異なります。実際の施術では、使用する製品の最新の電子添文と医師の説明を確認してください。
FAQ
よくあるご質問
Q.ヒアルロン酸注入とはどのような治療ですか?
ヒアルロン酸を含む軟組織注入材を皮内や皮下などへ注入し、しわ、くぼみ、輪郭などを物理的に補整する美容医療です。製品ごとに承認された部位・目的・注入層が異なります。
Q.効果はどのくらい持続しますか?
持続期間は製剤、注入部位、量、組織の動き、代謝などで異なり、一律ではありません。使用予定の具体的な製品について、医師から説明を受けてください。
Q.ダウンタイムには何がありますか?
痛み、赤み、腫れ、圧痛、内出血、かゆみなどが生じることがあります。しこり、炎症、感染などが遅れて現れる場合もあります。
Q.ヒアルロン酸はすべて溶かせますか?
ヒアルロニダーゼで分解を試みることがありますが、製剤や状況により反応は異なり、完全に元へ戻ることを保証できません。ヒアルロニダーゼ自体にもアレルギー反応などのリスクがあります。
Q.血管閉塞ではどのような症状が出ますか?
通常とは異なる強い痛み、皮膚の白色・灰色・青色化やまだらな変色、視覚症状、しびれ・脱力・言葉が出にくいなどが警告症状です。直ちに施術医または救急医療へ連絡してください。
Q.失明することはありますか?
まれですが、充填材が血管内へ誤って注入されるなどして血流が妨げられ、視力障害や失明に至った報告があります。視覚症状は緊急事態として扱う必要があります。
Q.施術前に確認すべきことは何ですか?
具体的な製品名、国内承認の有無と承認範囲、注入部位・層・量、想定される変化と限界、総額、代替方法、重大な合併症、緊急時の対応体制を確認してください。
Q.費用の目安は掲載していますか?
当院では現在ヒアルロン酸注入を提供していないため、当院の料金は掲載していません。施術先では製剤代だけでなく、診察、麻酔、再診、修正対応を含む総額を確認してください。
Q.渋谷文化村通り皮膚科でヒアルロン酸注入を受けられますか?
現在、当院ではヒアルロン酸注入を提供しておらず、同施術の予約も受け付けていません。現在提供中の施術は公式料金表をご確認ください。
Q.施術当日に契約してもよいですか?
説明に納得できない点がある場合や、リスク・総額・代替方法を十分に比較できていない場合は、その日に契約や施術を決める必要はありません。持ち帰って検討することも選択肢です。
CLINIC INFORMATION
当院のご案内
当院ではヒアルロン酸注入を提供していません。一般皮膚科または現在提供中の美容施術をご相談いただく際の情報です。
所在地
〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂2丁目25-6
ホリウチビル3階
診療時間
11:00〜13:30 / 15:00〜19:30
最終受付 19:30
年中無休(年末年始を除く)
アクセス
JR・私鉄各線
渋谷駅ハチ公出口より徒歩約5分
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ヒアルロン酸注入の予約は受け付けていません。皮膚症状や、当院で現在提供中の美容施術については診察でご相談ください。
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医療情報に関する免責文
本ページはヒアルロン酸注入に関する一般的な医療情報であり、特定の製品・施術・医療機関を推奨するものではありません。当院では現在、ヒアルロン酸注入を提供していません。
掲載情報のみで自己診断や施術の適否を判断せず、使用予定の製品、承認範囲、費用、リスク、代替方法、緊急時の対応について、施術を担当する医師から説明を受けてください。症状や製品情報は個別に異なり、本ページの内容がすべての方に当てはまるものではありません。



