SUBCISION FOR ACNE SCARS
サブシジョンとは?ニキビ跡クレーターへの効果・料金・ダウンタイム
皮下の癒着によって引き込まれたニキビ跡を、物理的に剥離・切離する治療です。すべてのクレーターに同じように適するわけではないため、瘢痕の型と深さを診察して判断します。
医師監修・最終更新:2026年8月17日 根拠資料
サブシジョンは、皮下の線維性癒着が関与するローリング型のニキビ跡に主に検討します。深く細いアイスピック型や、赤み・色素沈着だけのニキビ跡は別の治療が候補になるため、クレーターという見た目だけで施術を決めないことが大切です。
活動性のニキビ、感染、出血傾向、抗凝固薬・抗血小板薬、ケロイド傾向などは施術可否に影響します。服薬は自己判断で中止しないでください。
WHO MAY CONSIDER IT
どのニキビ跡にサブシジョンを検討するか
ニキビ跡は同じ頬の中でも複数の型が混在します。適応度は目安であり、実際には触診や皮膚を伸ばしたときの変化も確認します。
ローリング型
幅があり、境界がなだらかな波状の凹みです。皮膚を下へ引く線維性の癒着が関与する場合、サブシジョンを検討します。
クレーターの種類を確認一部のボックスカー型
比較的広く、縁がはっきりした凹みです。底部の癒着や深さによって候補になりますが、他治療が適する場合もあります。
ニキビ跡治療を比較アイスピック型・色だけの跡
深く細い穴、赤み、色素沈着だけのニキビ跡は、サブシジョンの主な作用点と一致しないことがあります。
種類別の治療法を見るABOUT SUBCISION
皮下の癒着を物理的に剥離する治療
サブシジョンは、皮膚表面の小さな穿刺部から針またはカニューレ等を皮下へ進め、凹みを下方向へ引っ張る線維性の癒着を剥離・切離する手技です。癒着が解除されることと、その後の組織修復によって凹みを持ち上げることを目指します。
使用する器具、進める層、範囲は瘢痕の分布と深さによって異なります。直後は麻酔液や腫れでも浅く見えるため、治療結果は組織が落ち着いてから評価します。
癒着を確認
瘢痕の型、深さ、皮膚を伸ばしたときの変化を診ます。
剥離・切離
麻酔後、必要な範囲の線維性癒着へアプローチします。
経過を評価
腫れや内出血が落ち着いてから追加治療を検討します。
OUR APPROACH
当院が治療前に確認すること
凹みの見え方だけで決めず、適応、出血リスク、許容できるダウンタイムと費用を確認します。
瘢痕の型と癒着
ローリング型、ボックスカー型、アイスピック型がどの割合で混在しているかを確認します。
炎症・服薬・出血傾向
活動性ニキビ、感染、基礎疾患、抗凝固薬・抗血小板薬、ケロイド傾向などを確認します。
範囲・総額・限界
施術範囲、必要となり得る追加治療、ダウンタイム、リスク、総額を事前に説明します。
PRICING
サブシジョンの料金
表示価格は税込・自由診療です。実際の範囲は診察で計測し、施術前に料金を案内します。
S
2cm×2cmの範囲
M
3cm×3cmの範囲
L
4cm×4cmの範囲
L超過
追加1cm×1cmごと
両頬広範囲
両側の広い範囲
施術前にご確認ください
- 表示価格は税込・自由診療です。
- L超過の8,250円は、Lの範囲を超えた場合の追加1cm×1cmごとの料金です。
- 診察料、麻酔、処方薬、追加処置等の扱いで総額が変わる場合は事前に説明します。
- 同じ両頬でも、対象となる瘢痕の分布により施術範囲が異なります。
料金だけで範囲を選ばず、鏡で気になる場所と、医師が癒着を確認した場所を照合して施術範囲を決めます。最新料金は美容皮膚科料金表のサブシジョン欄でも確認できます。
施術範囲と総額を診察で確認
予約時点でサイズを確定する必要はありません。瘢痕の型と範囲を確認してから選べます。
TREATMENT CHOICE
サブシジョンと他のニキビ跡治療の違い
| 治療 | 主な作用点 | 主に検討する状態 |
|---|---|---|
| サブシジョン | 皮下の線維性癒着を物理的に剥離・切離 | 癒着を伴うローリング型など |
| ポテンツァ・ダーマペン | 針刺激や高周波による組織反応 | 凹凸、毛穴など。機器・設定で異なる |
| CO2フラクショナル | 微細な照射による皮膚の再構築 | 萎縮性瘢痕など。色素沈着リスクも確認 |
RISKS & AFTERCARE
ダウンタイム・リスク・施術後の注意
サブシジョンは皮下組織を剥離する処置です。施術範囲が広いほど腫れや内出血が目立つ可能性があり、まれな合併症も含めて理解してから受けることが大切です。
主な反応
痛み、圧痛、腫れ、赤み、出血、内出血、むくみ、皮下の硬さ・しこりなど。
まれなリスク
血腫、感染、色素沈着・色素脱失、瘢痕、凹凸、左右差、感覚異常、神経・血管損傷、症状の悪化など。
延期・個別判断する場合
施術部位の感染・強い炎症、出血傾向、抗凝固薬等、重い基礎疾患、ケロイド傾向、妊娠・授乳など。
施術後に連絡する症状
急に増える腫れ、強い痛み、熱感、膿、出血が止まりにくい、皮膚色や感覚の異常など。
圧迫・安静の指示を守る
穿刺部をこすらず、洗顔・メイク・入浴・運動・飲酒は当日の案内を優先します。
内出血と腫れを観察
症状が徐々に軽くなるか確認し、増悪する場合は自己判断で待たずにご連絡ください。
直後の見え方で評価しない
麻酔液や腫れが落ち着いてから経過を確認し、追加治療の要否を相談します。
適応とダウンタイムを確認してから相談
活動性ニキビ、服薬、予定を確認し、他治療も含めてご案内します。
TREATMENT FLOW
診察から施術後までの流れ
予約・問診
服薬、既往歴、アレルギー、妊娠・授乳、直近の施術、希望部位をお知らせください。
医師の診察
瘢痕の型、癒着、活動性ニキビ、出血リスクを確認します。
範囲・料金の確認
施術する範囲を計測し、方法、総額、リスク、他の選択肢を説明します。
洗顔・消毒・麻酔
施術部位を清潔にし、予定した方法で局所麻酔を行います。
サブシジョン
瘢痕の状態に合わせ、必要な範囲の線維性癒着を剥離・切離します。
状態確認・アフターケア
出血、腫れ、痛みを確認し、当日の過ごし方と連絡すべき症状を案内します。
FAQ
サブシジョンのよくあるご質問
Q.サブシジョンとはどのような治療ですか?
皮膚の下に器具を進め、凹みを下方向へ引っ張る線維性の癒着を物理的に剥離・切離する自由診療です。凹みを持ち上げることを目指しますが、完全に平らになることを保証する治療ではありません。
Q.どのニキビ跡に向いていますか?
皮下の癒着が関与するローリング型の萎縮性瘢痕が主な候補です。境界のある一部のボックスカー型でも検討する場合がありますが、深さ・範囲・癒着の程度を診察して判断します。
Q.アイスピック型にも効果がありますか?
深く細いアイスピック型は、サブシジョンだけでは癒着を十分に捉えにくく、第一候補にならないことがあります。瘢痕の型を見分け、他の治療を含めて検討します。
Q.何回受ければよいですか?
必要回数は瘢痕の型、深さ、範囲、再癒着、希望する変化によって異なります。まず1回ごとの経過を確認し、追加施術の要否と時期を診察で相談します。
Q.効果はいつ分かりますか?
直後は麻酔液や腫れで一時的に凹みが浅く見えることがあります。内出血や腫れが落ち着き、組織が安定してから評価する必要があるため、直後の見え方だけでは判断しません。
Q.痛みはありますか?
局所麻酔を行っても、注射時や剥離時の圧迫感・痛みを感じることがあります。痛みの感じ方、施術範囲、使用器具によって異なります。
Q.ダウンタイムはどのくらいですか?
腫れ、内出血、痛み、硬さなどが数日から2週間程度目立つことがあります。範囲や体質により長引く場合があり、血腫や感染などが疑われるときは診察が必要です。
Q.施術後はいつからメイクできますか?
穿刺部の状態や出血の有無により異なります。当日の洗顔・メイク・入浴・運動・飲酒については、施術後の案内を優先してください。
Q.ポテンツァやダーマペンとの違いは何ですか?
サブシジョンは皮下の癒着を物理的に剥離する治療です。ポテンツァやダーマペンは皮膚へ針を挿入して組織反応を促す治療で、主な作用点が異なります。瘢痕が混在する場合は、組み合わせや順序を検討することがあります。
Q.両頬を一度に治療できますか?
両頬広範囲の料金設定がありますが、実際に一度で行う範囲は瘢痕の分布、出血リスク、ダウンタイム、予定を確認して決めます。
Q.受けられない、または延期するのはどのような場合ですか?
施術部位の感染や強い炎症、出血傾向、抗凝固薬・抗血小板薬の使用、重い基礎疾患、ケロイド傾向、妊娠・授乳などは施術不可または個別判断となります。薬は自己判断で中止せず、診察時にお知らせください。
Q.表示料金以外に費用はかかりますか?
表示価格は税込です。診察料、麻酔、処方薬、追加処置等の扱いにより総額が変わる場合は、施術前に対象範囲と内訳を説明します。
CLINIC
クリニックのご案内
所在地
〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂2丁目25-6
ホリウチビル3階
診療時間
11:00〜13:30 / 15:00〜19:30
最終受付 19:30
年中無休(年末年始を除く)
アクセス
JR・私鉄各線
渋谷駅ハチ公出口より徒歩約5分
お電話
MEDICAL SUPERVISION
監修医師からのメッセージ
RESERVATION
ニキビ跡の型と治療方法を相談する
予約時点でサブシジョンの適応や範囲を確定せず、診察後に治療内容と総額をご案内します。
TOC GROUP
TOCグループ
医療法人御照会を中心とした医療グループ
自由診療について
サブシジョンは公的医療保険が適用されない自由診療です。S(2cm×2cm)44,000円、M(3cm×3cm)82,500円、L(4cm×4cm)121,000円、L超過追加1cm×1cmごと8,250円、両頬広範囲(両側)242,000円(税込)です。診察料、麻酔、処方薬、追加処置等の扱いで総額が変わる場合は、施術前に案内します。
主なリスク・副作用は、痛み、圧痛、腫れ、赤み、出血、内出血、むくみ、血腫、皮下の硬結・しこり、感染、色素沈着・色素脱失、瘢痕、凹凸、左右差、感覚異常、神経・血管損傷、症状の悪化などです。効果と必要回数には個人差があり、凹みが完全に平らになることを保証する治療ではありません。
当院の自由診療と未承認医薬品・医療機器に関する方針は未承認医薬品等を用いた自由診療についてをご確認ください。




