ニキビ跡の凹凸を確認する皮膚症状イメージ

Acne scar treatment guide

ニキビ跡とは?種類・治し方・治療法を整理する。

ニキビ跡には、時間とともに変化する赤み・色素沈着と、皮膚構造が変わったクレーター・盛り上がりがあります。このページを総合案内として、種類の確認、セルフケア、施術比較、費用、回数、ダウンタイムまで整理します。

quick answer

ニキビ跡は、まず種類を分けることが治療選びの出発点です。

一般に「ニキビ跡」と呼ばれる状態には、炎症後の赤み、茶色い色素沈着、へこみを伴う萎縮性瘢痕、盛り上がる肥厚性瘢痕・ケロイドがあります。赤みや色素沈着と、皮膚構造が変化した凹凸では、選ぶ治療が同じとは限りません。[1]

活動性ニキビが残っている場合は、新しい跡を増やさないために炎症治療を先に、または並行して進めます。深い凹凸は一つの施術だけで元の状態へ完全に戻すことが難しく、種類・深さ・ダウンタイムの希望に応じて段階的に治療します。

  • 赤み・色を分ける炎症後の変化か、盛り上がり・へこみを伴う瘢痕かを確認します。
  • 凹みの形を分けるアイスピック型・ボックスカー型・ローリング型は、深さと形が異なります。
  • 新しいニキビを抑える活動性ニキビがある場合は保険診療を含め、治療の順番を整理します。

types of acne scars

ニキビ跡の種類は、4つに整理できます。

複数の種類が同じ部位に混在することもあります。色だけで判断せず、触ったときの凹凸や盛り上がりも確認します。

詳しい見分け方と原因は、ニキビ跡の種類と原因で解説しています。

redness

赤み

炎症が落ち着いた後も赤く見える状態です。時間経過で薄くなることがありますが、炎症が続いていないかを先に確認します。

赤いニキビ跡の原因と治し方
pigmentation

色素沈着

茶色から灰褐色に見える炎症後色素沈着です。摩擦や紫外線の影響にも配慮し、肌状態に応じて治療を考えます。

ニキビ跡のセルフケア
atrophic scars

へこみ・クレーター

炎症によって皮膚構造が変化し、凹凸として残った状態です。形と深さにより、刺激する層や治療法を変えます。

クレーター治療の詳細
raised scars

盛り上がり

肥厚性瘢痕やケロイドとして盛り上がることがあります。凹みに対する美容施術とは治療方針が異なります。

盛り上がるニキビ跡の見分け方

atrophic scar classification

クレーターは、形と深さで分けます。

萎縮性瘢痕は、アイスピック型・ボックスカー型・ローリング型に大別されます。実際には混在することが多く、一つの治療名だけでは決められません。[2]

ニキビ跡のアイスピック型にみられる狭く深いへこみを示す医学教育用イメージ
医学教育用イメージ/実際の症例写真ではありません
01

アイスピック型

入口が狭く、深くまで点状にへこんで見えるタイプです。深さを診察し、表面だけでなく局所への治療も検討します。

ニキビ跡のボックスカー型にみられる境界の明瞭なへこみを示す医学教育用イメージ
医学教育用イメージ/実際の症例写真ではありません
02

ボックスカー型

境界が比較的はっきりした、箱形のへこみに見えるタイプです。深さや範囲により治療の組み合わせを考えます。

ニキビ跡のローリング型にみられるなだらかな波状の凹凸を示す医学教育用イメージ
医学教育用イメージ/実際の症例写真ではありません
03

ローリング型

皮下の線維によって、なだらかな波状の凹凸に見えるタイプです。癒着が疑われる場合はサブシジョンを検討します。

※3点はいずれもニキビ跡の形状理解を補助する生成イメージであり、実在患者の症例写真・治療結果ではありません。

診察で確認すること:斜めから光を当てたときの影、へこみの深さと範囲、皮下の癒着、赤み・色素沈着の混在、活動性ニキビの有無を確認します。治療は一律ではなく、状態ごとに優先順位を決めます。

active acne first

新しい跡を増やさないため、活動性ニキビも治療します。

赤く腫れたニキビや膿を伴うニキビが続いていると、新しい瘢痕につながる可能性があります。まず炎症の程度を診察し、保険診療の外用薬・内服薬などを検討します。

活動性ニキビの治療はニキビ治療ハブ、保険適用の範囲と薬はニキビの保険診療ガイドをご確認ください。

treatment comparison

ニキビ跡治療を、目的・回数・費用で比較。

当院の主な自由診療を比較しています。表示価格は税込、2026年8月15日時点です。診察で適応を確認し、必要な施術だけをご案内します。

表は横にスクロールして確認できます。

施術主に検討する状態標準的な回数・間隔当院の費用主なダウンタイム・リスク
ポテンツァCPクレーター、凹凸、肌質3〜5回を目安に、約1か月間隔初回 49,800円
1回 63,800円
薬剤オプションあり
赤み、腫れ、熱感、点状出血、内出血、乾燥、かさぶた。まれに色素沈着、熱傷、感染、瘢痕など。
ダーマペン4浅い凹凸、毛穴、肌質3〜5回を目安に、3〜4週間隔全顔 初回 19,800円
1回 24,800円
赤み、腫れ、点状出血、ひりつき、乾燥、皮むけ。施術後12〜24時間はメイクを控えます。
CO2フラクショナル凹凸、毛穴、肌質1回ごとの反応を確認し、複数回を検討鼻+頬上部 初回 9,800円/1回 19,800円
全顔 初回 29,800円/1回 39,800円
赤み、ひりつき、腫れ、点状出血、かさぶた、炎症後色素沈着など。
サブシジョン癒着を伴うローリング型範囲・深さを診察し、1回ごとの反応で判断S 44,000円/M 82,500円/L 121,000円
広範囲(両頬)242,000円
痛み、腫れ、内出血、出血、感染、色素沈着、瘢痕など。
ルメッカ炎症後の赤み・色調変化で適応がある場合1〜3回を目安に、3〜4週間隔全顔重点コース 初回 5,000円/1回 18,000円
メンテナンス 14,800円
赤み、熱感、腫れ、ひりつき、マイクロクラスト、色素沈着、熱傷など。

同じ施術でも、チップ・照射範囲・薬剤オプションで費用が変わります。最新の総額と追加費用はニキビ跡治療の費用および美容皮膚科料金表でご確認ください。治療回数は目安であり、効果や必要回数には個人差があります。

downtime & risks

効果だけでなく、ダウンタイムとリスクも確認。

ニキビ跡治療は自由診療が中心です。受けるかどうかは、期待できる変化と負担を比較して決めます。

施術直後から数日

赤み、熱感、ひりつき、腫れ、乾燥、点状出血、内出血、かさぶたなどが生じることがあります。期間と程度は施術・出力・肌質で異なります。

まれな合併症

炎症後色素沈着、色素脱失、熱傷、感染、瘢痕、アレルギー反応、ニキビや肝斑・赤みの悪化などが起こる可能性があります。

治療前後の注意

強い日焼け、皮膚炎、妊娠、服薬状況などにより施術できない場合があります。紫外線対策と保湿を行い、異常があれば早めにご連絡ください。

自由診療・未承認医療機器等について:本ページの美容施術は公的医療保険の対象外です。使用する医療機器、チップ、麻酔薬、導入薬剤には、製品・使用目的によって国内未承認または承認範囲外のものが含まれる場合があります。該当する場合は、承認状況、入手経路、国内の代替品の有無、海外の安全性情報、医薬品副作用被害救済制度等の対象外となる可能性を説明します。詳しくは未承認医薬品等を用いた自由診療についてをご確認ください。

cost & insurance

ニキビ跡は原則自由診療。活動性ニキビは保険診療も。

赤み・色素沈着・クレーターに対する美容施術は、原則として自由診療です。活動性の尋常性痤瘡に対する診察、外用薬・内服薬、適応がある処置は保険診療の対象になる場合があります。

費用ページでは、施術別の初回料金・通常料金・総額の考え方をまとめています。ニキビ跡治療の費用を詳しく見る

visit flow

診察から施術後まで、5段階で確認します。

相談だけの受診も可能です。診察当日に施術を決める必要はありません。

WEB予約

希望日時を選び、ニキビ跡の相談としてご予約ください。

問診

治療歴、服薬、アレルギー、希望するダウンタイムを確認します。

診察

赤み・色・凹凸、活動性ニキビ、瘢痕の形と深さを診ます。

説明・同意

施術内容、標準的な回数、費用、リスク、代替案をご説明します。

施術・再診

肌の反応を確認し、次回の時期や治療の変更を判断します。

clinic information

診察で種類を確かめたい方へ。渋谷駅から徒歩5分です。

ここからが来院のご案内です。ニキビ跡の種類が分からない、費用やダウンタイムを比較してから決めたいという段階でもご相談いただけます。

location渋谷駅ハチ公出口から徒歩5分

東京都渋谷区道玄坂2丁目25-6 ホリウチビル3階

hours11:00–13:30
15:00–19:30

年中無休(年末年始を除く)。臨時休診はお知らせをご確認ください。

consultation一般皮膚科 / 美容皮膚科

活動性ニキビとニキビ跡の両方を診察します。

アクセス・診療時間の詳細を見る

faq

ニキビ跡治療の、よくあるご質問。

治療できる範囲、保険適用、回数、ダウンタイムについて、受診前に多い質問をまとめました。

ニキビ跡は治りますか?

赤みや色素沈着は時間とともに薄くなることがありますが、深い凹凸や盛り上がりは自然に元の状態へ戻ることが難しい場合があります。種類と深さを診察し、目立ちにくくするための治療を検討します。変化には個人差があり、完全な改善を保証するものではありません。

ニキビ跡治療は保険適用になりますか?

赤み・色素沈着・クレーターに対する美容施術は原則として自由診療です。活動性ニキビの診察や処方は、症状と治療内容により保険診療の対象になる場合があります。

赤みとクレーターは同じニキビ跡ですか?

患者さんがニキビ跡と呼ぶ状態には、炎症後の赤み・色素沈着と、皮膚構造が変化した凹凸が含まれます。見た目が似ていても治療の考え方が異なるため、状態を分けて評価します。

ニキビが残っていてもニキビ跡治療を相談できますか?

相談できます。新しい跡を増やさないため、活動性ニキビがある場合は炎症治療を優先または並行することがあります。診察で治療の順番をご案内します。

自分でニキビ跡の種類を見分けられますか?

おおまかな目安はありますが、複数の種類が混在することも多く、照明や角度で見え方も変わります。自己判断だけで施術を選ばず、診察で深さや広がりを確認してください。

ニキビ跡治療は何回必要ですか?

種類、深さ、施術、肌の反応によって異なります。ポテンツァCPやダーマペン4は3〜5回が一つの目安ですが、CO2フラクショナルレーザーやサブシジョンは一回ごとの反応を確認しながら次回を検討します。

ダウンタイムはどれくらいですか?

施術により異なります。赤みやひりつきが数時間から数日続く施術、点状出血やかさぶたが生じる施術があります。予定に合わせて選べるよう、診察時に具体的な経過を説明します。

相談だけでも受診できますか?

相談だけでも受診できます。診察当日に施術を決める必要はありません。種類、期待できる変化、費用、回数、ダウンタイム、リスクを確認してからご検討ください。

acne scar topic cluster

知りたい内容から、詳しいページへ。

このページをニキビ跡の総合案内として、種類・治療選択・クレーター・施術・費用の詳しい解説へ分岐します。

MEDICAL SUPERVISION

監修医師からのメッセージ

ニキビ跡は、赤み・色素沈着・凹凸・盛り上がりなど、見た目が似ていても状態によって治療の考え方が異なります。活動性のニキビが残る場合は、新しい跡を増やさないために炎症治療を優先します。

当院では跡の種類と深さ、肌質、希望するダウンタイムを診察し、期待できる変化だけでなく費用・回数・リスクも説明します。治療名だけで決めず、現在の状態から一緒に整理しましょう。

主監修医師

倉田 照久

医療法人御照会 理事長・渋谷文化村通り皮膚科 院長

ニキビ跡を医師に相談する

種類と深さ、活動性ニキビの有無を確認し、治療の順番と選択肢をご案内します。

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本ページは一般的な医療情報の提供を目的とし、個別の診断・治療に代わるものではありません。

最終確認日:2026-08-15