イメージ画像です。実際の症例写真ではありません。
ANSWER FIRST
ニキビの治し方を先に要約
ニキビの治し方は、毛穴の詰まりを改善する外用薬を基本に、炎症の程度に応じて抗菌薬などを組み合わせ、炎症が落ち着いた後も再発予防を続けることです。ニキビは「不潔だからできるもの」ではなく、白・黒ニキビの段階から治療できます。赤み、膿、痛いしこりがある場合は、跡を残す前に皮膚科へ相談してください。
皮脂、毛穴の角化異常、アクネ菌への反応、炎症が重なります。
白・黒は面皰(毛穴の詰まり)、赤・黄は炎症を伴うニキビです。
保険診療の外用薬を基本に、炎症の程度により内服薬などを組み合わせます。
炎症を早く抑え、つぶさず、維持治療と低刺激のスキンケアを続けます。
CHOOSE BY CONCERN
今の悩みから詳しく調べる
このページで全体像を確認し、原因・薬・ニキビ跡など個別の疑問は担当ページで詳しく確認できます。
面皰、丘疹、膿疱、結節の違いを確認します。
ニキビの種類を見る →CAUSE繰り返す原因を知りたい皮脂、毛穴、炎症と生活背景を整理します。
原因を詳しく見る →MEDICINE皮膚科の薬を知りたい外用薬・内服薬と保険診療の流れを確認します。
薬と保険診療を見る →ACNE SCARS赤み・色素沈着・凹凸が気になる活動性ニキビとニキビ跡を分けて治療します。
ニキビ跡治療を見る →SKIN CARE洗顔や保湿を見直したい摩擦を減らし、治療を続けやすい肌状態を整えます。
スキンケアを見る →COST治療費と保険適用を知りたい保険診療と自由診療を分け、総額の考え方を確認します。
費用を比較する →CAUSE & MECHANISM
ニキビができる3つの段階
単一の原因ではなく、毛穴の中で起こる変化が重なって面皰から炎症性皮疹へ進みます。
毛穴の出口が詰まる
角化の乱れで毛穴の出口が詰まり、皮脂が毛包内にたまると面皰ができます。目に見えない微小面皰もあります。
皮脂がたまる
思春期以降のホルモンの影響などで皮脂が増えやすくなります。ただし、皮脂量だけで発症が決まるわけではありません。
炎症が起こる
毛包内の環境変化とアクネ菌に対する反応が重なると、赤い丘疹や膿疱、深い結節へ進むことがあります。
アクネ菌は常在菌です。「菌がいる=不潔」という意味ではありません。強い洗浄で取り除くことが治療目的ではなく、毛穴の詰まりと炎症を適切に治療します。
ニキビの原因とメカニズムを詳しく見る →
ACNE TYPES
ニキビの種類と見分け方
同じ顔の中に複数の種類が混在することがあります。見た目だけで治療薬を決めず、炎症としこりの有無を確認します。
| 種類 | 主な見え方 | 炎症 | 対応の考え方 |
|---|---|---|---|
| 白ニキビ | 毛穴が閉じた白色・肌色の小さな盛り上がり | 目立たない | 面皰治療を早めに始め、炎症への進行を防ぎます。 |
| 黒ニキビ | 毛穴の出口が開き、内容物が黒く見える | 目立たない | 汚れではないため、こすったり押し出したりしません。 |
| 赤ニキビ | 赤く盛り上がり、触れると痛むことがある | あり | 炎症を抑える治療を行い、跡のリスクを減らします。 |
| 黄ニキビ | 先端に膿が見える膿疱 | あり | 自分で潰さず、増加・強い痛みがあれば受診します。 |
| 結節・嚢腫 | 皮膚の深い位置の痛いしこり | 強いことがある | 瘢痕につながる可能性があるため早めに診察します。 |

DERMATOLOGY TREATMENT
ニキビの治し方|皮膚科の標準治療
活動性ニキビは、面皰と炎症性皮疹の数・範囲・重症度に応じて、保険診療の標準治療から検討します。
面皰に対する外用薬
アダパレンや過酸化ベンゾイルを含む薬などを、症状と刺激の出やすさに応じて選びます。乾燥、赤み、皮むけなどを確認します。
外用薬を比較する →炎症に対する治療
赤い丘疹や膿疱が多い場合は、外用薬に加えて内服抗菌薬などを検討します。抗菌薬は漫然と続けず必要性を見直します。
内服薬を確認する →炎症後の維持治療
炎症が落ち着いた後も微小面皰へ対応し、新しいニキビを抑える維持治療を続ける場合があります。
保険診療の流れを見る →| 区分 | 主な対象 | 治療例 | 確認事項 |
|---|---|---|---|
| 保険診療 | 面皰、赤いニキビ、膿疱など活動性ニキビ | 外用薬、必要に応じた内服薬、面皰圧出など | 自己負担割合、処方日数、薬の刺激・副作用 |
| 自由診療 | 標準治療で改善が不十分な場合や、ニキビ跡など | 適応に応じた内服治療、ピーリング、レーザー・機器治療など | 国内承認・適応、費用、回数、ダウンタイム、リスク |
まず標準治療を確認します。日本皮膚科学会の一般向け情報でも、活動性ニキビは保険適用の標準的な治療から始めることが案内されています。自由診療は一律に行うものではなく、目的・根拠・費用・副作用を分けて判断します。
種類、重症度、部位、治療歴、妊娠・授乳、併用薬を確認します。
塗る量と範囲、乾燥・赤みなどの刺激、続けられているかを確認します。
炎症を抑え、抗菌薬を使う場合は原則として3か月以内を目安に必要性を見直します。
炎症が落ち着いた後は、再発を防ぐ外用治療とスキンケアを調整します。
薬の注意:アダパレンは妊娠中または妊娠している可能性がある方には使用できません。過酸化ベンゾイルは衣類や髪を脱色することがあります。強い赤み、腫れ、水疱、痛みなどが出た場合は自己判断で追加・調整せず処方医へ相談してください。
DERMATOLOGY CONSULTATION
ニキビの治療を医師に相談する
赤みや痛み、膿、しこり、繰り返す症状がある方は、皮膚科で状態を確認します。初診では使用中の薬や化粧品が分かるものをお持ちください。
WEB予約は24時間受付。診療時間・休診情報は来院前にご確認ください。SKIN CARE
治療を支えるセルフケア
スキンケアだけですべてのニキビを治すことはできませんが、摩擦と乾燥を減らすことで治療を続けやすくします。
続けたいこと
- 洗顔料を泡立て、こすらずに洗って十分にすすぐ
- 治療薬による乾燥に合わせて低刺激の保湿を行う
- 屋外では日焼け止め、帽子、日陰などで紫外線を避ける
- 悪化との関連が気になる化粧品・食事・月経周期を記録する
避けたいこと
- 指や器具で押す、潰す、繰り返し触る
- スクラブやブラシで強くこする
- 複数の薬や刺激の強い製品を自己判断で重ねる
- 改善した直後に処方薬を自己判断で中止する
WHEN TO VISIT
皮膚科を受診する目安
軽い面皰から皮膚科で相談できます。特に次の状態では、炎症や跡が広がる前に受診を検討してください。
- 赤み、痛み、膿をもつニキビが増えている
- 皮膚の深い位置に痛いしこりがある
- 胸・背中など広い範囲にできている
- 同じ場所に繰り返し、数週間たっても改善しない
- 市販薬でかぶれた、または治療薬の刺激が強い
- 赤み、色素沈着、凹凸などの跡が心配
- ニキビに似た症状か判断できない
- 月経不順や多毛など、ほかの症状も伴う
ACNE SCARS
ニキビ跡を防ぐために
赤み・色素沈着・凹凸は同じ「跡」でも状態が異なります。まず新しい炎症を抑えることが優先です。
炎症後の赤み
平らになった後も赤みが残ることがあります。新しい炎症や酒さとの区別も確認します。
色素沈着
炎症後に茶色く残る変化です。紫外線と新たな炎症を避けながら経過を確認します。
凹凸・盛り上がり
萎縮性瘢痕や肥厚性瘢痕などがあり、形状・深さに応じて治療を検討します。
活動性ニキビを治療せずに跡だけへ施術を行うと、新しい跡が増える可能性があります。炎症の有無と跡の種類を分けて相談してください。
ニキビ跡の種類と治療法を見る →
SHIBUYA BUNKAMURA DORI SKIN CLINIC
渋谷でニキビ治療を相談する
渋谷文化村通り皮膚科では、活動性ニキビは一般皮膚科の保険診療を基本に診察します。ニキビ跡や自由診療を検討する場合は、活動性の炎症、適応、費用、回数、リスクを分けてご案内します。
- 診療時間11:00〜13:30 / 15:00〜19:30
- 休診案内年中無休(年末年始を除く)
- 所在地東京都渋谷区道玄坂2丁目25-6 ホリウチビル3階
- アクセス渋谷駅ハチ公出口から徒歩5分
- 電話03-6681-4181
- 持ち物マイナ保険証または健康保険証、お薬手帳、使用中の薬・化粧品が分かるもの
FAQ
ニキビについてのよくある質問
受診時期、治療期間、セルフケアについて多い疑問をまとめました。
市販薬で治らないニキビは皮膚科を受診した方がよいですか?
数週間使用しても改善しない、赤みや痛みが強い、膿やしこりがある、同じ場所に繰り返す、跡が心配な場合は皮膚科で状態を確認してください。市販薬と処方薬では成分や適応が異なります。
ニキビ治療はどのくらい続けますか?
症状と治療法によって異なります。炎症を抑える時期と再発を防ぐ維持期を分け、刺激や改善度を診察で確認しながら調整します。抗菌薬は漫然と継続せず、必要性を定期的に見直します。
ニキビは自分で潰してもよいですか?
指や器具で潰すと炎症、感染、色素沈着、瘢痕につながることがあります。特に赤いニキビ、膿をもつニキビ、しこりは触らず、必要な処置は医療機関で相談してください。
ニキビは皮膚科と美容皮膚科のどちらに相談しますか?
新しいニキビや炎症は、まず一般皮膚科で保険診療の対象となる治療を確認します。炎症後の赤み、色素沈着、凹凸などは、活動性ニキビを落ち着かせた後に美容皮膚科の治療を検討する場合があります。
食事だけでニキビを治せますか?
食事とニキビの関連は研究されていますが、すべての方に共通する一つの原因食品は決められません。極端な制限は避け、悪化との関連が気になる場合は食事と症状を記録して診察時に相談してください。
ニキビがあってもメイクをしてよいですか?
メイクを一律に禁止する必要はありません。厚く重ねて隠すことや強い摩擦を避け、帰宅後はやさしく落とします。治療薬による乾燥や刺激がある場合は、使用する製品を医師へ相談してください。
大人のニキビも治療できますか?
成人後に続くニキビや新たに生じるニキビも皮膚科で相談できます。月経不順や多毛などを伴う場合は、症状に応じて婦人科や内分泌内科での確認をご案内することがあります。
REFERENCES & EDITORIAL POLICY
参考資料と情報作成方針
- 日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」
- 日本皮膚科学会「にきび 皮膚科Q&A」
- PMDA「ディフェリンゲル0.1% 医療用医薬品情報」
- PMDA「ベピオゲル2.5%/ベピオローション2.5% 医療用医薬品情報」
本ページは日本皮膚科学会の診療ガイドライン・一般向け情報、PMDAの医薬品情報を確認し、患者さんが診察前に全体像を把握できるよう編集しています。治療の適応、薬の選択、治療期間は診察結果により異なります。医療情報はに最終確認しました。
MEDICAL SUPERVISION
監修医師からのメッセージ
主監修医師
倉田 照久
医療法人御照会 理事長・渋谷文化村通り皮膚科 院長

共同監修医師
吉井 恭平
池袋サンシャイン通り皮膚科 院長
DERMATOLOGY CONSULTATION
ニキビ・ニキビ跡を医師に相談する
赤みや痛み、膿、しこり、繰り返す症状がある方は、皮膚科で状態を確認します。初診では使用中の薬や化粧品が分かるものをお持ちください。
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本ページは一般的な医療情報の提供を目的とし、個別の診断・治療に代わるものではありません。症状や治療の適応は医師の診察により判断されます。