渋谷皮膚科の薬:効果的な治療薬と選び方
- ✓ 皮膚疾患の治療薬は症状や病態に応じて多岐にわたり、適切な診断が重要です。
- ✓ 外用薬、内服薬、注射薬など様々な剤形があり、それぞれに特徴と適用疾患があります。
- ✓ 治療薬の選択には、医師との十分な相談と、副作用・使用上の注意点の理解が不可欠です。
皮膚科で処方される薬の種類とは?

皮膚科で処方される薬は、皮膚の疾患や症状の種類、重症度によって多岐にわたります。炎症を抑える薬、細菌や真菌を殺す薬、かゆみを和らげる薬、皮膚の再生を促す薬など、その作用機序も様々です。
皮膚疾患の治療薬は、主に「外用薬(塗り薬)」と「内服薬(飲み薬)」に大別されますが、近年では「注射薬」も増えてきています。それぞれの薬には特定の目的があり、医師は患者様の症状や全身状態を総合的に判断して最適な薬剤を選択します。例えば、アトピー性皮膚炎や湿疹に対しては、炎症を抑えるステロイド外用薬やタクロリムス軟膏がよく用いられます。細菌感染症には抗菌薬、真菌感染症には抗真菌薬が処方されます。また、かゆみが強い場合には抗ヒスタミン薬が内服薬として処方されることもあります。
- 外用薬(がいようやく)
- 皮膚に直接塗布する薬の総称です。軟膏、クリーム、ローション、ゲルなどの剤形があり、患部に直接作用するため全身への影響が少ないという特徴があります。
- 内服薬(ないふくやく)
- 口から服用する薬で、消化管から吸収されて全身に作用します。広範囲の皮膚疾患や、外用薬では効果が不十分な場合に用いられます。
- 注射薬(ちゅうしゃやく)
- 血管や皮下組織に直接投与する薬です。特に重症のアトピー性皮膚炎や乾癬など、既存治療で効果不十分な難治性疾患に対して、生物学的製剤などの新しい治療薬として注目されています。
当院では、患者様が初診時に「以前使っていた薬が効かなくなった」「市販薬では症状が良くならない」と相談されるケースが少なくありません。問診では、これまでの治療歴、アレルギーの有無、生活習慣などを詳しく伺い、皮膚の状態を丁寧に診察した上で、それぞれの患者様に最適な治療薬を提案しています。特に、アトピー性皮膚炎の患者様には、外用薬の適切な塗布量や塗布方法を具体的に指導し、治療効果を最大限に引き出すためのサポートを心がけています。
外用薬の種類と特徴
外用薬は皮膚疾患治療の基本であり、その種類は非常に豊富です。主なものとしては、ステロイド外用薬、非ステロイド性抗炎症薬、保湿剤、抗菌薬、抗真菌薬、抗ウイルス薬、角質溶解薬などがあります。
- ステロイド外用薬:炎症やかゆみを強力に抑える効果があります。強さによって5段階に分類され、症状や部位によって使い分けられます。適切な使用量を守ることが重要です。
- 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs外用薬):ステロイドに比べて作用は穏やかですが、副作用のリスクも低いとされています。タクロリムス軟膏やデルゴシチニブ軟膏などが含まれ、アトピー性皮膚炎の治療に用いられます。特にデルゴシチニブ軟膏は、JAK阻害薬という新しい作用機序を持ち、アトピー性皮膚炎だけでなく円形脱毛症の治療にも応用されるなど、その有効性が報告されています[3]。
- 保湿剤:皮膚のバリア機能を改善し、乾燥やかゆみを防ぎます。ヘパリン類似物質や尿素製剤などが代表的です。他の外用薬と併用されることが多く、治療の土台となります。
- 抗菌薬・抗真菌薬・抗ウイルス薬:それぞれ細菌、真菌(カビ)、ウイルスによる感染症に特化して用いられます。例えば、水虫には抗真菌薬が、とびひには抗菌薬が処方されます。
外用薬は、その剤形(軟膏、クリーム、ローションなど)によって使用感が異なり、患者様の好みや塗布部位の特性に合わせて選択されます。例えば、軟膏は保護作用が高く刺激が少ないため、乾燥した患部やびらんのある部位に適しています。クリームは伸びが良く、べたつきが少ないため、顔や関節部などに使いやすいでしょう。ローションは広範囲に塗布しやすく、頭部など有毛部に適しています。
内服薬の種類と特徴
内服薬は全身に作用し、広範囲の皮膚疾患や外用薬で効果が不十分な場合に用いられます。
- 抗ヒスタミン薬:かゆみを抑える効果があり、じんましんやアトピー性皮膚炎などのかゆみに処方されます。眠気を催すものと、眠くなりにくいものがあります。
- ステロイド内服薬:強力な抗炎症作用を持ち、重症のアトピー性皮膚炎や自己免疫性疾患などに短期間で用いられることがあります。長期服用には副作用のリスクがあるため、医師の厳重な管理が必要です。
- 抗菌薬・抗真菌薬:外用薬では届きにくい深部の感染症や広範囲の感染症に用いられます。例えば、爪白癬(爪水虫)には抗真菌薬の内服が効果的です。
- 免疫抑制剤:アトピー性皮膚炎や乾癬など、免疫の異常が関与する難治性疾患に用いられます。シクロスポリンなどが代表的です。
内服薬は全身に作用するため、外用薬に比べて副作用のリスクが高まることがあります。そのため、患者様の既往歴や併用薬などを詳しく確認し、定期的な血液検査などで副作用のモニタリングを行うことが重要です。当院では、内服薬を処方する際には、期待される効果だけでなく、起こりうる副作用についても丁寧に説明し、患者様が安心して治療に取り組めるよう努めています。
皮膚疾患ごとの主要な治療薬とその作用機序は?
皮膚疾患は非常に多岐にわたり、それぞれに特有の病態と治療薬が存在します。ここでは、代表的な皮膚疾患とその治療薬、作用機序について解説します。
アトピー性皮膚炎の治療薬
アトピー性皮膚炎は、皮膚のバリア機能異常と免疫系の過剰反応が複雑に絡み合って生じる慢性的な炎症性疾患です。治療の中心は炎症とかゆみを抑え、皮膚のバリア機能を回復させることです。
- ステロイド外用薬:炎症を強力に抑制し、かゆみを和らげます。細胞内の受容体に結合し、炎症性サイトカインの産生を抑制することで効果を発揮します。
- タクロリムス軟膏(プロトピック軟膏):免疫抑制作用を持つ非ステロイド性外用薬です。T細胞の活性化を抑制し、炎症性サイトカインの放出を抑えることで炎症を鎮めます。ステロイド外用薬で改善しない場合や、顔面など皮膚が薄い部位に使用されます。
- デルゴシチニブ軟膏(コレクチム軟膏):JAK阻害薬という新しい作用機序を持つ外用薬です。JAK(Janus Kinase)という酵素の働きを阻害することで、アトピー性皮膚炎の炎症やかゆみを引き起こすサイトカインのシグナル伝達を遮断します[3]。
- 生物学的製剤(注射薬):デュピルマブ(デュピクセント)などが代表的です。アトピー性皮膚炎の炎症に関わる特定のサイトカイン(IL-4, IL-13など)の働きをピンポイントで阻害することで、高い治療効果が期待できます[1]。重症のアトピー性皮膚炎で、既存治療で効果が不十分な場合に適用されます。
- JAK阻害薬(内服薬):ウパダシチニブ(リンヴォック)、アブロシチニブ(サイバインコ)などがあります。全身に作用し、JAKの活性を阻害することで炎症を抑制します。生物学的製剤と同様に、重症のアトピー性皮膚炎に用いられます。
当院では、アトピー性皮膚炎の患者様に対して、外用薬の塗布指導はもちろんのこと、症状がなかなか改善しない方には、生物学的製剤やJAK阻害薬といった新しい治療選択肢についても積極的に情報提供を行っています。治療を始めて数ヶ月ほどで「夜中に掻きむしることが減って、ぐっすり眠れるようになった」とおっしゃる方が多く、患者様の生活の質(QOL)向上に貢献できていることを実感しています。
ニキビ(尋常性ざ瘡)の治療薬
ニキビは、毛穴の詰まり、皮脂の過剰分泌、アクネ菌の増殖、炎症が主な原因です。治療はこれらの原因にアプローチします。
- アダパレン(ディフェリンゲル):毛穴の詰まりを改善し、ニキビの初期段階である面皰(めんぽう)の形成を抑制します。レチノイド様作用を持つ外用薬です。
- 過酸化ベンゾイル(ベピオゲル、デュアック配合ゲルなど):アクネ菌に対する抗菌作用と、毛穴の詰まりを改善する角質剥離作用を併せ持ちます。抗菌薬耐性のリスクが低い点が特徴です。
- 抗菌薬外用薬・内服薬:アクネ菌の増殖を抑え、炎症を鎮めます。クリンダマイシンやナジフロキサシンなどの外用薬、ミノサイクリンやドキシサイクリンなどの内服薬が用いられます。耐性菌の出現を防ぐため、内服薬は短期間の使用が推奨されます。
じんましんの治療薬
じんましんは、皮膚の一部が突然盛り上がり(膨疹)、強いかゆみを伴う疾患です。ヒスタミンという物質が関与していることが多いです。
- 抗ヒスタミン薬(内服薬):じんましん治療の第一選択薬です。ヒスタミンの作用をブロックすることで、かゆみや膨疹を抑えます。眠気の少ない第二世代抗ヒスタミン薬が主に用いられます。
- ステロイド内服薬:抗ヒスタミン薬で効果が不十分な場合に、短期間で用いられることがあります。
- 抗IgE抗体(オマリズマブ):難治性の慢性じんましんに対して用いられる注射薬です。IgE抗体の働きを抑えることで、アレルギー反応を抑制します。
その他の疾患と治療薬
- 水虫(白癬):抗真菌薬の外用薬や内服薬が用いられます。
- ヘルペス(単純疱疹、帯状疱疹):抗ウイルス薬の内服薬や外用薬が用いられます。早期の治療開始が重要です。
- 尋常性乾癬:ステロイド外用薬、ビタミンD3外用薬、免疫抑制剤内服、生物学的製剤注射、光線療法など、様々な治療法が組み合わされます。
治療薬の選び方:患者様が知っておくべきことは?

皮膚科の治療薬を選ぶ際には、医師が複数の要因を考慮して総合的に判断します。患者様自身も、治療薬について正しく理解し、積極的に治療に参加することが重要です。
診断の正確性
適切な治療薬を選択するためには、まず正確な診断が不可欠です。当院では、視診・触診に加え、必要に応じてダーモスコピー検査、皮膚生検、血液検査、アレルギー検査などを実施し、病態を詳細に把握します。例えば、一見すると湿疹に見える症状でも、実は真菌感染症や別の疾患である可能性も考慮し、鑑別診断を丁寧に行うようにしています。以前、難治性の皮膚病変で来院された患者様が、詳細な検査の結果、稀なノカルジア菌感染症とカンジダの混合感染であったケースを経験しました[2]。このように、正確な診断がなければ適切な治療薬にたどり着くことはできません。
薬の選択基準
医師は、以下の点を考慮して治療薬を選択します。
- 疾患の種類と重症度:軽症であれば外用薬から、重症であれば内服薬や注射薬も検討されます。
- 患部の部位:顔や首など皮膚が薄い部位には、刺激の少ない薬やマイルドな強さのステロイドが選ばれます。頭部にはローションタイプが適しています。
- 年齢と全身状態:小児や高齢者、妊娠・授乳中の女性には、使用できる薬が限られる場合があります。肝機能や腎機能、他の持病なども考慮されます。
- 過去の治療歴とアレルギー:以前使用して効果があった薬、副作用が出た薬、アレルギーの有無などを確認します。
- 患者様の希望とライフスタイル:薬の剤形(軟膏、クリーム、ローションなど)や、塗布回数、費用なども考慮し、治療の継続性を高める工夫をします。
患者様への説明と同意
治療薬を処方する際には、薬の名称、効果、使い方、起こりうる副作用、注意点などを詳しく説明し、患者様の理解と同意を得ることが重要です。特に、ステロイド外用薬の強さや塗布量、内服薬の服用期間などについては、誤解がないように丁寧に説明します。当院では、処方後のフォローアップで、副作用の有無だけでなく、治療を継続できているか、効果の実感があるかを確認するようにしています。「薬を塗るのを忘れてしまう」「べたつくのが苦手で途中でやめてしまった」といった声も聞かれるため、そうした場合には、より使いやすい剤形への変更や、塗布回数の調整なども柔軟に検討し、患者様が無理なく治療を続けられるようサポートしています。
自己判断で市販薬を使用したり、他人の薬を借りたりすることは避けてください。症状が悪化したり、思わぬ副作用を引き起こす可能性があります。必ず医師の診断を受けて、適切な薬を処方してもらいましょう。
薬の使用上の注意点と副作用への対処法は?
皮膚科の薬は、正しく使用することで効果が期待できますが、使用上の注意点を守り、副作用について理解しておくことも大切です。副作用の兆候に気づいた際には、速やかに医師や薬剤師に相談しましょう。
外用薬の正しい使い方
外用薬は、指示された量と回数を守って塗布することが重要です。特にステロイド外用薬は、塗布量が少なすぎると効果が不十分になり、多すぎると副作用のリスクが高まります。指の第一関節に乗る程度の量(フィンガーチップユニット:FTU)で、手のひら2枚分の広さに塗るのが目安とされています。また、塗布前には患部を清潔にし、優しくなでるように均一に塗り広げることが大切です。
- 清潔な手で塗布する:感染を防ぐため、塗布前には石鹸で手を洗いましょう。
- 指示された量を守る:少なすぎず、多すぎず、適切な量を塗布します。
- 均一に塗り広げる:患部全体に薄く伸ばすように塗ります。
- 塗布回数を守る:1日1回、2回など、医師の指示に従います。
- 塗布部位を間違えない:顔用、体用など、部位が指定されている場合は注意が必要です。
当院では、外用薬の処方時に、実際のチューブや容器を使って塗布量の目安を視覚的に示したり、塗布方法を実演したりすることで、患者様が自宅で正しく薬を使えるように工夫しています。特に、小さなお子様を持つ保護者の方には、お子様の皮膚の状態に合わせた塗り方を丁寧に説明し、「薬を塗るのが大変」という負担を軽減できるよう寄り添ったアドバイスを心がけています。
内服薬の正しい使い方
内服薬は、用法・用量を守って服用することが最も重要です。食前、食後、食間など、指示されたタイミングで服用し、水またはぬるま湯で服用しましょう。自己判断で服用を中止したり、量を減らしたりすることは、治療効果の低下や病状悪化につながる可能性があります。
- 用法・用量を厳守する:医師の指示通りに服用します。
- 服用期間を守る:症状が改善しても、自己判断で中断しないようにしましょう。
- 他の薬との飲み合わせに注意:市販薬やサプリメントを服用している場合は、必ず医師や薬剤師に伝えましょう。
- アレルギー歴を伝える:過去に薬でアレルギー反応を起こしたことがある場合は、必ず申告してください。
主な副作用と対処法
どのような薬にも副作用のリスクはありますが、事前に知っておくことで、早期発見・早期対処につながります。
- 外用薬の副作用:
– 皮膚刺激感(赤み、かゆみ、ヒリヒリ感):特に非ステロイド性抗炎症薬やレチノイド様作用を持つ薬で起こりやすいです。症状が強い場合は使用を中止し、医師に相談してください。
– 皮膚萎縮、毛細血管拡張(ステロイド外用薬の長期使用):皮膚が薄くなったり、血管が浮き出たりすることがあります。医師の指示に従い、適切な強さと期間で使用しましょう。
– 色素沈着・脱失:炎症後の色素沈着や、まれに色素脱失が起こる場合があります。 - 内服薬の副作用:
– 眠気(抗ヒスタミン薬):特に第一世代抗ヒスタミン薬で起こりやすいです。車の運転や危険な作業は避けましょう。眠気の少ない第二世代抗ヒスタミン薬への変更も検討できます。
– 胃腸症状(抗菌薬など):吐き気、下痢などが起こることがあります。症状が続く場合は医師に相談してください。
– 肝機能障害、腎機能障害(一部の免疫抑制剤など):定期的な血液検査でモニタリングが必要です。
副作用が疑われる症状が出た場合は、自己判断せずに速やかに当院にご連絡ください。診察の中で、副作用と判断された場合は、薬の変更や減量、対症療法など適切な対応を行います。
渋谷の皮膚科で薬を処方されるまでの流れは?

渋谷の皮膚科で薬が処方されるまでの一般的な流れは、他の地域の皮膚科と大きく変わりませんが、当院では患者様が安心して受診できるよう、丁寧な診療プロセスを心がけています。
初診時の受付から診察まで
- 受付:保険証を提示し、問診票にご記入いただきます。問診票には、現在の症状、いつから始まったか、かゆみや痛みの有無、これまでの治療歴、アレルギー歴、既往歴、服用中の薬などを詳細に記載してください。
- 問診:医師が問診票の内容に基づき、さらに詳しく症状についてお伺いします。この際、患者様が抱えている不安や疑問点も遠慮なくお伝えください。当院では、問診の際に患者さまの家族歴(アトピー性皮膚炎やアレルギー疾患の有無など)を詳しく伺うようにしています。遺伝的要因が関与する皮膚疾患も少なくないため、診断や治療方針の決定に役立つ情報となります。
- 視診・触診:患部の状態を直接確認します。必要に応じてダーモスコピー(特殊な拡大鏡)や触診を行い、病変の性状を詳しく評価します。
- 検査(必要な場合):真菌検査(水虫など)、細菌培養検査、皮膚生検、アレルギー検査、血液検査など、診断に必要な検査を行います。
診断と治療方針の決定
診察と検査結果に基づいて、医師が診断を確定し、最適な治療方針を提案します。この際、複数の治療選択肢がある場合は、それぞれのメリット・デメリット、費用、治療期間などについて詳しく説明し、患者様と相談しながら決定します。例えば、アトピー性皮膚炎の治療では、外用薬の選択肢だけでなく、光線療法や新しい注射薬(生物学的製剤)の適応についても説明し、患者様のライフスタイルや希望に合わせた治療計画を立てるようにしています。
| 治療薬の種類 | 主な適用疾患 | 主な作用 | 主な副作用 |
|---|---|---|---|
| ステロイド外用薬 | アトピー性皮膚炎、湿疹、かぶれ | 抗炎症作用、免疫抑制作用 | 皮膚萎縮、毛細血管拡張 |
| タクロリムス軟膏 | アトピー性皮膚炎 | 免疫抑制作用 | 皮膚刺激感、灼熱感 |
| デルゴシチニブ軟膏 | アトピー性皮膚炎、円形脱毛症 | JAK阻害作用(炎症抑制) | 毛包炎、接触皮膚炎 |
| 抗ヒスタミン薬(内服) | じんましん、かゆみ | ヒスタミン作用阻害 | 眠気、口渇 |
| 生物学的製剤(注射) | 重症アトピー性皮膚炎、乾癬 | 特定のサイトカイン阻害 | 注射部位反応、感染症 |
処方と薬局での受け取り
治療方針が決定したら、処方箋を発行します。処方箋を院外の調剤薬局に持参し、薬を受け取ってください。薬局では、薬剤師が薬の飲み方や使い方、注意点について再度説明してくれますので、不明な点があれば遠慮なく質問しましょう。当院では、患者様の利便性を考慮し、オンライン診療後の処方箋を自宅に郵送するサービスも提供しており、遠方にお住まいの方や来院が難しい方でも継続して治療を受けられるよう配慮しています。
治療の継続と定期的な受診
皮膚疾患の多くは、症状が改善しても再発しやすい性質があります。そのため、医師の指示に従って治療を継続し、定期的に受診して経過を診てもらうことが非常に重要です。症状が落ち着いたからといって自己判断で薬を中止すると、再燃や悪化を招くことがあります。定期的な受診では、治療効果の評価、副作用の確認、薬の調整などを行い、常に最適な治療を提供できるよう努めます。当院では、患者様が治療を継続しやすいよう、次回の受診目安を具体的に伝え、必要に応じてリマインダーを設定するなどの工夫も行っています。
まとめ
渋谷の皮膚科で処方される薬は、アトピー性皮膚炎、ニキビ、じんましんなど、様々な皮膚疾患に対して効果的な治療を提供します。外用薬、内服薬、注射薬など多様な剤形があり、それぞれに特徴と適用疾患があります。治療薬の選択には、正確な診断、患者様の症状や全身状態、ライフスタイルなどを総合的に考慮することが不可欠です。薬の効果を最大限に引き出し、副作用のリスクを最小限に抑えるためには、医師の指示に従い、正しく使用することが重要です。不明な点があれば遠慮なく医師や薬剤師に相談し、安心して治療を継続してください。定期的な受診を通じて、皮膚の健康を維持していきましょう。
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よくある質問(FAQ)
- Rintaro Shibuya, Riko Takimoto-Ito, Naotomo Kambe et al.. A New Era with the Development of Cytokine-Based Therapy for Pruritus.. The Journal of investigative dermatology. 2022. PMID: 34801247. DOI: 10.1016/j.jid.2021.09.023
- Ayano Sumioki, Kanami Saito, Haruto Nishida et al.. Intractable Nocardial mycetoma with possible colonisation by Candida species.. The Journal of dermatology. 2024. PMID: 38558228. DOI: 10.1111/1346-8138.17206
- Akiyoshi Senda, Rintaro Shibuya, Toshiya Miyake et al.. Alopecia areata in a patient with cytotoxic T lymphocyte antigen-4 haploinsufficiency successfully treated with topical delgocitinib ointment.. Journal of the European Academy of Dermatology and Venereology : JEADV. 2023. PMID: 37595288. DOI: 10.1111/jdv.19429
- Shuichi Shibuya, Kenji Watanabe, Gaku Tsuji et al.. Platinum and palladium nanoparticle-containing mixture, PAPLAL, does not induce palladium allergy.. Experimental dermatology. 2020. PMID: 31260134. DOI: 10.1111/exd.13996
- ディフェリン(アダパレン)添付文書(JAPIC)
- ベピオ(過酸化ベンゾイル)添付文書(JAPIC)
- ダラシン(クリンダマイシン)添付文書(JAPIC)
- アクアチム(ナジフロキサシン)添付文書(JAPIC)
- コレクチム(デルゴシチニブ)添付文書(JAPIC)
- サイバインコ(アブロシチニブ)添付文書(JAPIC)
- デュピクセント(デュピルマブ)添付文書(JAPIC)
- オマリズマブBS(オマリズマブ)添付文書(JAPIC)
- ヘパフィルド(ヘパリン)添付文書(JAPIC)
- サンディミュン(シクロスポリン)添付文書(JAPIC)
- ニトログリセリン(モニタリン)添付文書(JAPIC)
