ウルセラプライムは、超音波エネルギーを使って皮膚の深い層に熱を届け、たるみの引き締めを目指す医療HIFU治療です。リアルタイム画像で層を確認しながら設計できる点が特徴です。
当院では、フェイスライン、あご下、首、頬のたるみなどを診察し、脂肪量・皮膚の厚み・骨格を見たうえで照射範囲を検討します。
倉田照久
医療法人御照会 理事長・渋谷文化村通り皮膚科 院長
たるみ治療は、機器名だけで決めるより、皮膚の厚み・脂肪量・骨格・希望する変化を見て設計することが大切です。当院では、ウルセラプライムが合う場合も、別の治療が合う場合も含めて説明します。
「フェイスラインをすっきり見せたい」「糸リフトまでは考えていない」など、具体的なお悩みからご相談ください。
- ✓ ウルセラプライムは、高密度焦点式超音波(HIFU)技術を用いたたるみ治療です。
- ✓ 皮膚の深層にあるSMAS層に熱エネルギーを与え、コラーゲン生成を促進しリフトアップ効果が期待できます。
- ✓ 治療後の痛みや赤みは比較的軽度であることが報告されていますが、個人差があります[2]。
渋谷文化村通り皮膚科では、顔や首のたるみ、しわの改善を目指す方のために、最新のたるみ治療機器「ウルセラプライム」を導入しています。この治療は、高密度焦点式超音波(HIFU)の技術を応用し、メスを使わずに肌の深層からリフトアップ効果をもたらすことが期待されています。
ウルセラプライムとは?そのメカニズムを解説

ウルセラプライムは、高密度焦点式超音波(HIFU: High-Intensity Focused Ultrasound)という技術を用いて、皮膚のたるみを改善する非侵襲的な治療法です。超音波エネルギーを特定の深さに集束させることで、皮膚の土台となるSMAS(筋膜)層に熱凝固点を作り出し、コラーゲンやエラスチンの生成を促進し、肌を引き締めます。
- SMAS(筋膜)層
- Superficial Musculoaponeurotic Systemの略で、顔の表情筋と皮下脂肪の間にある薄い膜状の組織です。この層は顔のたるみに大きく関与しており、外科的なフェイスリフト手術でも引き上げのターゲットとなります。
ウルセラプライムは、従来のウルセラシステムを改良したもので、治療時間の短縮や患者様の快適性の向上が図られています。特に、アジア太平洋地域の患者を対象とした初期の症例シリーズでは、良好な結果が報告されています[1]。当院では、患者様が安心して治療を受けられるよう、施術前に超音波画像で皮膚の深さを確認し、一人ひとりの状態に合わせた適切な深さにエネルギーを照射しています。
ウルセラプライムで期待できる効果とは?
ウルセラプライムは、主に以下のような効果が期待できます。
- 顔全体のたるみ改善: フェイスラインの引き締め、ほうれい線やマリオネットラインの軽減。
- 首のしわ・たるみ改善: 首の横じわやたるみを引き締め、若々しい印象へ。
- 眉や目元のリフトアップ: 額のたるみによる眉の下がりや、目元の小じわの改善。
- 肌のハリ・弾力アップ: コラーゲン生成促進により、肌全体の質感が向上。
治療後に早めの引き締まりを感じる方もいますが、コラーゲンが再構築される過程で、数週間から数カ月かけて徐々に変化を見ていく治療です。効果の出方には個人差があるため、診察時に現在のたるみの程度、皮膚の厚み、希望する変化を確認し、現実的な期待値をすり合わせます。
ウルセラプライムのメリットとデメリットは?

ウルセラプライムは、たるみ治療において多くのメリットを持つ一方で、いくつかのデメリットも考慮する必要があります。
メリット
- 非侵襲的治療: メスを使わないため、手術のようなダウンタイムがほとんどありません。
- SMAS層へのアプローチ: 皮膚の土台となるSMAS層に直接作用するため、根本的なリフトアップ効果が期待できます。
- 高い安全性: リアルタイム画像診断機能(DeepSEE™)により、施術部位の皮膚構造を視覚的に確認しながら、安全かつ正確な治療が可能です[4]。
- 持続性: 個人差はありますが、一度の治療で半年から1年程度の効果持続が期待できます。
デメリット
- 痛み: 治療中に熱感やピリピリとした痛みを感じることがあります。痛みの感じ方には個人差があります。
- 費用: 保険適用外の自由診療となるため、費用が高額になる傾向があります。
- 効果の個人差: 症状や肌質により、効果の現れ方には個人差があります。
実際の診療では、痛みに不安を感じる患者様も少なくありません。当院では、痛みを軽減するための麻酔クリームの使用や、施術中の声かけなど、患者様の負担を最小限に抑える工夫をしています。また、治療後の赤みや腫れは比較的軽度であることが報告されていますが[2]、個人差があるため、事前のカウンセリングで詳しく説明し、不安を解消できるよう努めています。
ウルセラプライムの施術の流れと注意点は?
ウルセラプライムの施術は、一般的に以下の流れで進行します。
- カウンセリング・診察: 患者様のたるみの状態、肌質、希望を詳しく伺い、ウルセラプライムが適応であるかを判断します。治療のメカニズム、期待できる効果、リスク、費用について丁寧に説明します。
- 洗顔・クレンジング: 施術前にメイクや皮脂をしっかりと落とします。
- マーキング: 治療部位に正確に超音波を照射するため、専用のマーキングを行います。
- ジェル塗布: 超音波の伝導を良くするために、治療部位にジェルを塗布します。
- 超音波照射: リアルタイム画像診断で皮膚の深さを確認しながら、適切な深さに超音波エネルギーを照射します。
- 施術後: ジェルを拭き取り、必要に応じてクーリングを行います。
施術後のフォローアップでは、副作用の有無だけでなく、治療を継続できているか、効果の実感があるかを確認するようにしています。特に、治療後の変化について「いつ頃から効果を感じ始めましたか?」「日常生活で何か困ったことはありませんか?」といった具体的な質問を投げかけ、患者様が安心して過ごせるようサポートしています。
ウルセラプライムは比較的安全な治療ですが、稀に赤み、腫れ、内出血、一時的なしびれなどの副作用が生じることがあります[3]。これらの症状は通常、数日から数週間で自然に治まりますが、気になる症状が続く場合は速やかに医師にご相談ください。また、妊娠中の方、ペースメーカーを装着している方、重度の皮膚疾患がある方などは治療を受けられない場合があります。
ウルセラプライムと他のたるみ治療との違いは?

たるみ治療にはウルセラプライム以外にも様々な方法があります。ここでは、代表的な治療法との違いを比較します。
| 項目 | ウルセラプライム | ヒアルロン酸注入 | 糸リフト |
|---|---|---|---|
| 治療メカニズム | HIFUでSMAS層を熱凝固、コラーゲン生成促進 | 皮下に注入しボリュームアップ、しわ改善 | 皮下に医療用の糸を挿入し物理的に引き上げ |
| 主な効果 | たるみ改善、リフトアップ、ハリ・弾力 | しわ・くぼみの改善、ボリュームアップ | 即時的な引き上げ、たるみ改善 |
| ダウンタイム | ほぼなし(赤み・腫れは軽度) | ほぼなし(内出血・腫れは軽度) | 数日〜1週間程度(腫れ・内出血) |
| 効果の持続期間 | 半年〜1年程度 | 数ヶ月〜1年程度(製剤による) | 半年〜2年程度(糸の種類による) |
ウルセラプライムは、根本的な肌の引き締めとコラーゲン生成を促す点で、他の治療法とは異なるアプローチを提供します。ヒアルロン酸注入はボリュームの補充やしわの改善に優れ、糸リフトは即時的な引き上げ効果が期待できます。これらの治療は、患者様のたるみの状態や希望に応じて、単独で、あるいは組み合わせて行うことで、より高い相乗効果を生み出すことも可能です。当院では、問診の際に患者さまのライフスタイルやダウンタイムの許容範囲を詳しく伺い、最適な治療プランをご提案しています。
渋谷文化村通り皮膚科でのウルセラプライム治療
渋谷文化村通り皮膚科では、患者様一人ひとりの肌の状態やたるみの程度を詳細に診断し、最適なウルセラプライムの治療プランをご提案しています。当院では、経験豊富な医師が施術を担当し、リアルタイム画像診断で皮膚の深さを確認しながら、安全かつ効果的な治療を心がけています。
初診時に「どの治療が自分に合っているのか分からない」と相談される患者さまも少なくありません。私たちは、患者様の不安を解消し、納得して治療を受けていただけるよう、丁寧なカウンセリングを重視しています。ウルセラプライムは、切らないたるみ治療として、自然な若返り効果を求める方に特に適しています。渋谷文化村通り皮膚科は、渋谷駅からアクセスしやすい立地にあり、お仕事帰りや買い物のついでにもお立ち寄りいただけます。
まとめ
ウルセラプライムは、高密度焦点式超音波(HIFU)を用いて、メスを使わずに顔や首のたるみを改善する治療法です。皮膚の深層にあるSMAS層に熱エネルギーを与えることで、コラーゲン生成を促進し、自然なリフトアップ効果が期待できます。ダウンタイムが少なく、持続性も期待できる点が大きなメリットです。治療後の痛みや赤みは比較的軽度であることが報告されていますが、個人差があるため、事前のカウンセリングでリスクや注意点を十分に理解することが重要です。渋谷文化村通り皮膚科では、患者様一人ひとりに合わせた丁寧なカウンセリングと、安全で効果的な施術を提供しています。
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まずは診察で、たるみの原因・適応・必要な範囲を確認します。他治療が合う場合も含めて説明します。
WEB予約へよくある質問(FAQ)
- Joyce Lim, Tuck Wah Siew, Yanni Xu. Early Experience With Ultherapy Prime in Asia Pacific: A Pilot Case Series.. Plastic and reconstructive surgery. Global open. 2025. PMID: 41282450. DOI: 10.1097/GOX.0000000000007269
- Dissapong Panithaporn. Pain, Erythema, and Edema After Facial Lifting With Ultherapy Prime or Ultherapy Legacy-A Survey Study.. Journal of cosmetic dermatology. 2025. PMID: 40965929. DOI: 10.1111/jocd.70467
- Daniel P Friedmann, Gregory P Bourgeois, Henry H L Chan et al.. Complications from microfocused transcutaneous ultrasound: Case series and review of the literature.. Lasers in surgery and medicine. 2019. PMID: 29154457. DOI: 10.1002/lsm.22768
- Tatjana Pavicic, John R Ballard, Tatiana Bykovskaya et al.. Microfocused ultrasound with visualization: Consensus on safety and review of energy-based devices.. Journal of cosmetic dermatology. 2022. PMID: 34951735. DOI: 10.1111/jocd.14666
