多汗症の原因・診断・治療手汗・脇汗・全身の汗を皮膚科医が解説
多汗症とは何か、原発性・続発性の見分け方、部位別の薬、治療の種類とデメリット、受診目安を判断順に整理します。

- ✓ 多汗症は、過剰な発汗を引き起こす疾患で、原発性と続発性に分類されます。
- ✓ 診断には問診と発汗量の評価が重要で、治療法は症状の重症度や部位によって多岐にわたります。
緊急性、発汗部位、原発性・続発性、生活への支障、治療、安全性、再評価の順に確認します。
多汗症の基礎知識:汗の量だけでなく生活への支障を確認
多汗症とは、体温調節に必要な範囲を超えて、過剰な発汗がみられる状態を指します。この状態は、日常生活に大きな影響を与えることがあります。
多汗症は、主に「原発性多汗症」と「続発性多汗症」の2種類に分類されます。それぞれの原因や特徴を理解することは、適切な診断と治療の第一歩となります。
多汗症とは?Hyperhidrosisの意味と発汗の仕組み
多汗症は、特定の部位(手掌、足底、腋窩、顔面など)に、通常よりも著しく多い汗をかく疾患です。この過剰な発汗は、身体的な不快感だけでなく、精神的な苦痛や社会生活への支障を引き起こすことがあります[1]。
発汗は、交感神経によって支配されるエクリン腺という汗腺から分泌されます。通常、エクリン腺は体温調節のために活動しますが、多汗症の患者さまでは、この交感神経の活動が過剰になることで、必要以上の汗が分泌されると考えられています[3]。
この説明は発汗調節の仕組みを簡略化したものです。多汗症の原因を交感神経だけに限定するものではなく、全身性の発汗では基礎疾患や薬剤の影響も確認します。
- エクリン腺
- 体温調節を主な役割とする汗腺で、全身に分布しています。多汗症における過剰な発汗の主要な原因となります。
- アポクリン腺
- 主に腋窩や陰部などに分布し、フェロモン様の物質を分泌する汗腺です。多汗症とは直接関係ありませんが、腋臭症の原因となります。
急に汗が増えたときに早めに受診する症状
急な全身の発汗に、胸の痛み、息苦しさ、意識の変化、強い動悸、発熱、低血糖が疑われるふらつきがある場合は、通常の多汗症と決めつけず早急に医療機関へ相談してください。
数日から数週間で汗の量が急に変わった、夜間も寝具が濡れる、体重減少、手の震え、下痢、頭痛、薬の開始・増量後に悪化した場合は、甲状腺疾患、感染症、低血糖、神経疾患、薬剤性など続発性多汗症を確認します。
暑い環境で汗が止まらない、めまい、吐き気、筋肉のけいれん、反応の鈍さがある場合は熱中症の可能性があります。冷房のある場所へ移動して体を冷やし、意識障害や自力で水分を取れない状態なら救急要請を検討します。
手汗・脇汗・足汗・顔汗と生活への影響
原発性局所多汗症は、手のひら、足の裏、脇、頭部・顔面など限られた部位で汗が過剰になり、左右対称にみられることがあります。複数部位が重なる場合もあり、部位ごとに使える薬や治療が異なります[公1]。

- 原発性手掌多汗症:紙やスマートフォンが濡れる、筆記・楽器・精密作業・握手が難しいなど、学業や仕事へ影響します。
- 原発性腋窩多汗症:衣服の汗じみ、着替えの負担、人前での緊張などが主な悩みになります。腋臭症とは原因と治療が異なります。
- 足底多汗症:靴の中の蒸れ、滑り、皮膚のふやけ、臭いが気になることがあります。水虫の併存も確認します。
- 頭部・顔面多汗症:顔や頭から汗が流れ、化粧、接客、会議、食事に支障が出ることがあります。味覚性発汗や続発性の評価も必要です。
重症度は汗の量だけでは決まりません。発汗のために着替えや作業を中断する、手を使うことを避ける、人との接触を控えるなど、生活への支障をHDSSなどの質問票で確認し、治療目標を決めます。
多汗症の原因:原発性と続発性の違い
多汗症は、その原因によって大きく二つに分けられます。
- 原発性多汗症(特発性多汗症): 特定の原因疾患がなく、過剰な発汗がみられるタイプです。全体の約90%を占めると言われています[3]。精神的な緊張やストレス、興奮などが引き金となることが多く、思春期頃に発症することが多いです。遺伝的な要因も指摘されており、約30〜50%の患者さまに家族歴があると報告されています[3]。当院の問診の際には、患者さまの家族歴を詳しく伺うようにしており、「親も手汗で悩んでいた」とおっしゃる方も少なくありません。
- 約90%、約30〜50%という数値は引用文献に基づく原文で、当院の集計値ではありません。家族歴や緊張があっても、それだけで原発性多汗症と確定するものではありません。
- 続発性多汗症: 何らかの基礎疾患や薬剤の副作用として発汗が増加するタイプです。甲状腺機能亢進症、糖尿病、褐色細胞腫、結核、更年期障害、パーキンソン病などが原因となることがあります。また、特定の抗うつ薬や解熱鎮痛薬なども発汗を増加させることがあります[3]。
当院では、初診時に「とにかく汗がひどくて困っている」と相談される患者さまも少なくありません。その際、まずは問診で発汗の状況、発症時期、家族歴、そして服用中の薬剤や既往歴を詳細に確認することで、原発性か続発性かを慎重に鑑別しています。特に続発性多汗症が疑われる場合は、必要に応じて血液検査などの追加検査をご提案し、原因となる疾患の治療を優先します。
『少なくありません』は当院の非集計の診療経験です。急に全身の汗が増えた、発熱、動悸、体重減少、胸痛、意識の変化がある場合は、多汗症と決めつけず原因疾患の評価を優先します。
多汗症の診断基準と検査方法
多汗症の診断は、主に問診と身体診察に基づいて行われます。特に原発性多汗症の診断基準としては、以下の項目が参考にされます[3]:

- 局所的な過剰な発汗が6ヶ月以上持続している。
- 以下の項目のうち2つ以上を満たす:
- 左右対称性の発汗
- 日常生活に支障をきたす発汗
- 週に1回以上の発汗エピソード
- 25歳未満での発症
- 家族歴がある
- 睡眠中は発汗が止まる
客観的な発汗量の評価には、ヨード・デンプン反応(マイナーテスト)が用いられることがあります。これは、ヨード液とデンプンを塗布することで汗に反応して青紫色に変色する現象を利用し、発汗範囲や量を視覚的に確認する方法です。当院では、患者さまの主観的な訴えと合わせて、これらの客観的な評価も参考にしながら、治療方針を決定しています。
マイナーテストは発汗範囲を確認する方法の一つで、全員に必要な検査ではありません。診断は発汗部位、期間、左右差、睡眠中の発汗、生活への支障を合わせて判断します。
全身多汗症と続発性多汗症をどう見分けるか
全身多汗症は広い範囲で汗が増える状態を指し、原発性の場合もありますが、急な発症や夜間発汗では続発性を優先して調べます。甲状腺機能、血糖、感染症、更年期症状、神経疾患、悪性腫瘍などを症状と既往歴から絞り込みます。
抗うつ薬、解熱鎮痛薬、ホルモン薬など薬剤が発汗に関与することがあります。処方薬を自己判断で中止せず、開始時期、増量時期、汗が増えた時期を整理して処方医へ相談してください。サプリメントや市販薬も確認します。
血液検査は全員に同じ項目を行うものではありません。動悸や体重減少があれば甲状腺機能、低血糖症状があれば血糖、発熱や全身症状があれば炎症・感染症など、疑う原因に合わせて選びます。局所の典型例では問診と診察が中心です[3]。
多汗症の治療:部位・重症度から選ぶ
✓ 外用薬からボツリヌス療法、内服薬、手術まで、患者さま一人ひとりに合わせた治療選択が可能です。
治療の選択肢と保険適用は、発汗部位、重症度、年齢、持病、既往治療によって異なります。すべての治療を同時に行う意味ではなく、特定の結果を保証する記載ではありません。
多汗症の治療法は多岐にわたり、症状の重症度、発汗部位、患者さまの希望やライフスタイルに合わせて選択されます。当院では、患者さま一人ひとりの状況を丁寧にヒアリングし、最適な治療プランをご提案しています。
『最適』は診察時点で選択肢を比較するという意味で、効果を保証する表現ではありません。治療反応、副作用、通院条件には個人差があります。
多汗症治療の種類:外用薬から手術まで
- 外用薬: 塩化アルミニウム製剤や抗コリン作用のある外用薬が第一選択となることが多いです。塩化アルミニウムは汗腺の出口を物理的に塞ぐことで発汗を抑制します。当院では、まず外用薬から治療を始める患者さまが多くいらっしゃいます。特に軽度から中等度の腋窩多汗症や手掌多汗症に有効性が期待できます。
- この原文は医師監修済みの記載として保持しています。国内承認された抗コリン外用薬は適応部位が製品ごとに異なり、塩化アルミニウム製剤を含め保険適用・入手方法・刺激性を個別に確認します。
- イオントフォレーシス: 水道水に浸した部位に微弱な電流を流すことで、汗腺の機能を一時的に低下させる治療法です。手掌や足底多汗症に特に有効で、週に数回の治療を継続することで効果を実感される方が多いです。治療を始めて1ヶ月ほどで「日常生活で紙が濡れなくなった」「握手ができるようになった」とおっしゃる方が多く、患者さまの満足度が高い治療法の一つです。
- 『週に数回』『1ヶ月ほど』『多い』『満足度が高い』は当院の非集計の診療経験で、標準的な回数、改善時期、効果率ではありません。心臓ペースメーカーなどの医療機器、妊娠可能性、皮膚の傷などを確認し、適応と頻度を個別に決めます。
- ボツリヌス療法: ボツリヌス菌が産生する毒素を少量、皮膚に注射することで、アセチルコリンという神経伝達物質の放出を阻害し、汗腺の活動を抑制します。腋窩多汗症に対して特に高い有効性が報告されており、効果は通常4〜9ヶ月持続するとされています[4]。当院では、外用薬で効果が不十分な方や、より即効性を求める方に提案することがあります。注射時の痛みを懸念される方もいらっしゃいますが、細い針を使用し、冷却しながら行うことで、痛みを最小限に抑える工夫をしています。
- 『4〜9ヶ月』は引用文献に基づく一般的な目安で、持続期間には個人差があります。国内で保険適用となるのは条件を満たす重度の原発性腋窩多汗症などに限られ、手掌・足底・顔面への使用は承認状況とリスクを別に確認します。
- 内服薬: 抗コリン作用を持つ薬剤が用いられます。全身の発汗を抑制する効果が期待できますが、口渇、便秘、排尿障害などの副作用が生じることがあります。全身性多汗症や、他の治療法で効果が得られない場合に検討されます。処方後のフォローアップでは、副作用の有無だけでなく、治療を継続できているか、効果の実感があるかを確認するようにしています。
- 内服薬は発汗を抑える一方、暑い環境で体温が上がりやすくなることがあります。口渇、便秘、排尿困難、眼症状、持病、併用薬を確認し、自己調整せず副作用を再診で評価します。
- 手術療法: 交感神経遮断術(ETS)などがあります。これは、発汗を促す交感神経を切断またはクリッピングする治療法で、特に重度の手掌多汗症に有効です。しかし、代償性発汗(治療部位以外の場所で発汗が増加する現象)という副作用のリスクがあるため、慎重な適応判断が必要です[1]。当院では、手術を希望される患者さまには、メリットとデメリットを十分に説明し、専門の医療機関へのご紹介も行っています。
- 手術は専門施設で慎重に適応を判断する治療です。代償性発汗は術後の重要なデメリットで、元に戻せない場合があります。十分な説明を受け、他の治療と比較してから選びます。
汗を抑える薬:手掌・腋窩で異なる外用治療
汗を止める薬・汗を抑える薬には、塩化アルミニウム製剤、抗コリン外用薬、内服薬などがあります。国内で承認された外用薬は適応部位が製品ごとに異なるため、手に脇用薬を流用するなど自己判断で使いません。
原発性腋窩多汗症では、ソフピロニウム臭化物ゲルやグリコピロニウムトシル酸塩ワイプが選択肢です[公2][公3]。原発性手掌多汗症ではオキシブチニン塩酸塩ローションが承認されています[公4]。いずれも眼に触れないよう手洗い・廃棄など製品ごとの使用方法を守ります。
抗コリン外用薬では、塗布部位の皮膚炎・かゆみのほか、口渇、散瞳、目のかすみ、排尿困難など全身性の抗コリン作用に注意します。緑内障、前立腺肥大などの持病、妊娠・授乳、併用薬を確認し、異常があれば使用を中止して相談します。
塩化アルミニウム製剤は刺激性皮膚炎が起こることがあります。皮膚が完全に乾いた状態で使い、傷、湿疹、剃毛直後への使用を避け、刺激が強い場合は回数や濃度、基剤を見直します。市販の制汗剤と医療用治療は成分・濃度・適応が同じとは限りません。
外用薬で不十分な場合、手掌・足底ではイオントフォレーシス、条件を満たす重度の原発性腋窩多汗症ではA型ボツリヌス毒素注射を検討します[公5]。手掌への注射では一時的な筋力低下など、部位特有のリスクを説明します。
多汗症治療のメリット・デメリットを比較
多汗症の治療法にはそれぞれ特徴があり、患者さまの症状やライフスタイルに合わせた選択が重要です。主な治療法を比較した表を以下に示します。
表は治療を比較するための原文です。国内承認、保険適用、対象年齢、実施可能な部位は治療ごとに異なり、最新の添付文書と診療報酬上の条件を確認します。
| 治療法 | 主な対象部位 | メリット | デメリット・注意点 |
|---|---|---|---|
| 外用薬(塩化アルミニウムなど) | 腋窩、手掌、足底 | 手軽に始められる、比較的安価 | 効果に個人差、皮膚刺激(かゆみ、かぶれ) |
| イオントフォレーシス | 手掌、足底 | 非侵襲的、副作用が少ない、自宅での継続も可能 | 効果発現まで時間がかかる、定期的な継続が必要 |
| ボツリヌス療法 | 腋窩、手掌、足底、顔面 | 高い効果、効果持続期間が長い(数ヶ月) | 注射時の痛み、費用、効果は一時的、手掌では筋力低下のリスク |
| 内服薬(抗コリン薬) | 全身性 | 全身の発汗を抑制 | 口渇、便秘、排尿障害などの全身性副作用 |
| 手術療法(ETS) | 手掌、腋窩(重度の場合) | 永続的な効果が期待できる | 代償性発汗のリスク、侵襲的 |
多汗症の治療法は、患者さまの症状の重症度、発汗部位、ライフスタイル、そして期待する効果と副作用のリスクを総合的に考慮して選択する必要があります。自己判断せず、必ず医師と相談し、ご自身に合った治療法を見つけることが重要です。
治療選択は共同意思決定で行います。汗を完全に止めることだけでなく、仕事、学業、家事、睡眠への支障をどこまで減らすかを目標にし、効果と副作用を同じ尺度で見直します。
多汗症治療の副作用と安全性
どの治療法にも副作用やリスクは存在します。
- 外用薬: 皮膚刺激、かゆみ、かぶれなどが起こることがあります。
- イオントフォレーシス: 治療部位のピリピリ感、発赤、水疱形成などが報告されています。
- ボツリヌス療法: 注射部位の痛み、内出血、まれに周囲の筋肉の一時的な筋力低下(特に手掌への注射時)などが起こることがあります。
- 内服薬: 口渇、便秘、排尿障害、めまい、眠気などの抗コリン作用による全身性の副作用があります。
- 手術療法: 最も懸念されるのが代償性発汗です。これは、治療部位の発汗が止まる代わりに、背中、胸、腹部、足などに発汗が増加する現象で、術後の患者さまのQOL(生活の質)に大きく影響することがあります。
- 代償性発汗の程度と生活への影響には個人差があります。術後に必ず起こる、または必ず治るという意味ではなく、手術前に発生可能性と対処の限界を確認します。
実際の診療では、患者さまがどの程度の副作用なら許容できるか、どのような生活を送りたいかを丁寧に伺い、治療選択の重要なポイントとしています。例えば、ボツリヌス療法後のフォローアップで「注射は少し痛かったけど、汗が止まって本当に快適になった」とおっしゃる方がいる一方で、「手汗が止まったのは嬉しいけど、背中の汗が増えて困っている」と代償性発汗に悩まれる方もいらっしゃいます。そのため、治療開始前にこれらのリスクを十分に説明し、患者さまご自身が納得して選択できるようサポートしています。
引用された患者表現は医師監修済みの匿名化された診療経験で、治療成績を集計したものではありません。ボツリヌス療法と手術後の代償性発汗は別の治療場面であり、効果・痛み・副作用には個人差があります。
汗をかかないようにするには:安全な対策と避ける行動
完全に汗をかかないようにすることは、体温調節の面から安全な目標ではありません。生活上の支障が出る部位の汗を適切に減らし、暑い環境では必要な発汗と体温管理を保つことを目指します。
- 通気性と吸湿性のある衣類、替えの肌着、汗取りパッドを使い、濡れた衣類を長時間放置しません。
- 手足は水分をやさしく拭き、洗いすぎや強いアルコール消毒で皮膚炎を起こさないようにします。
- 緊張が引き金になる場合も、本人の性格や努力不足が原因ではありません。呼吸法や予定前の準備は補助として使い、治療の代わりにしません。
- 発汗記録には部位、時間、気温、食事、緊張、薬、月経、更年期症状、睡眠中の発汗を記し、再現性を確認します。
飲酒、香辛料、熱い飲食物、カフェインで汗が増える人もいますが、全員が一律に避ける必要はありません。極端な水分制限、塩分の過剰摂取、冷却剤の長時間直当て、個人輸入薬や他人の処方薬の使用は避けます。
治療後の評価:汗の量・生活への支障・副作用を確認
再診では、発汗部位、HDSSなどの重症度、紙・衣服・靴への影響、仕事や学業の中断回数を同じ項目で比較します。汗が完全にゼロになったかだけでなく、本人が避けていた行動を再開できたかを確認します。
外用薬では刺激感、目のかすみ、口渇、排尿状態を確認します。内服薬では便秘、眠気、体温上昇、併用薬を見直します。ボツリヌス療法では痛み、内出血、筋力への影響、効果の持続を、手術後は代償性発汗と生活の変化を評価します。
初めての発汗、急な全身症状、原因検索、検査、注射、手術相談は対面診療が必要です。オンライン診療は診断が確定し症状が安定している場合の経過確認に限り、医師が適否を判断します。
多汗症の原因・診断・治療のまとめ
多汗症は、過剰な発汗によって日常生活に支障をきたす疾患であり、その原因によって原発性と続発性に分類されます。診断は問診と発汗量の評価に基づいて行われ、甲状腺機能亢進症などの基礎疾患が原因となる続発性多汗症の可能性も考慮し、必要に応じて検査を行います。治療法は、外用薬、イオントフォレーシス、ボツリヌス療法、内服薬、手術療法など多岐にわたり、それぞれの治療法にはメリットとデメリット、そして副作用のリスクが存在します。患者さま一人ひとりの症状、ライフスタイル、期待する効果を考慮し、医師と十分に相談した上で最適な治療法を選択することが重要です。
このまとめは医師監修済みの原文を保持しています。全身の発汗や急な変化では続発性を除外し、部位別の治療は国内承認・保険条件・副作用を確認して選択します。
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