香蘇散

【香蘇散(ツムラ70)の効果と副作用】|皮膚科医が解説

香蘇散(ツムラ70)の効果と副作用|皮膚科医が解説

最終更新日: 2026-05-02
📋 この記事のポイント
  • ✓ 香蘇散は、気の巡りを改善し、胃腸症状や精神神経症状を伴う皮膚疾患に用いられる漢方薬です。
  • ✓ 添付文書に記載された用法・用量を守り、体質や症状に合わせて医師と相談しながら服用することが重要です。
  • ✓ 重大な副作用は稀ですが、偽アルドステロン症やミオパチーに注意し、異常を感じたらすぐに医療機関を受診してください。
※ 本記事は医療広告ガイドラインに基づき作成されています。記事内には当院の治療・サービスに関する情報が含まれます。

香蘇散(ツムラ70)とは?

香蘇散の生薬成分と効能を示す図解、風邪初期症状の緩和に役立つ
香蘇散の構成生薬と効果
香蘇散(こうそさん)は、漢方医学における「気剤」の一つで、気の巡りを改善し、心身の不調を和らげることを目的とした漢方薬です。特に、精神的なストレスや胃腸の不調が原因で起こる様々な症状、例えば風邪の初期症状、胃腸炎、神経症、月経不順などに用いられます。皮膚科領域では、ストレスや自律神経の乱れが関与する皮膚疾患、例えばじんましんや湿疹、アトピー性皮膚炎などで、胃腸症状や精神神経症状を伴う場合に補助的に処方されることがあります。
香蘇散
漢方薬の一つで、蘇葉(そよう)、香附子(こうぶし)、陳皮(ちんぴ)、甘草(かんぞう)、生姜(しょうきょう)の5種類の生薬から構成されます。気の巡りを改善し、胃腸の働きを整え、精神的な緊張を緩和する作用があるとされています。特に、ストレスや自律神経の乱れに伴う症状に用いられることが多いです。
香蘇散は、漢方の古典である『和剤局方(わざいきょくほう)』に収載されている処方であり、古くから日本でも広く用いられてきました。構成生薬は、蘇葉(シソの葉)、香附子(ハマスゲの根茎)、陳皮(ミカンの皮)、甘草(カンゾウの根)、生姜(ショウガの根茎)の5種類です[1]。これらの生薬が協調して作用することで、「気」の流れをスムーズにし、体全体のバランスを整えると考えられています。当院の皮膚科外来では、ストレスが原因で皮膚症状が悪化する患者さまに対して、西洋薬と併用して香蘇散を処方することがあります。特に、胃腸が弱く、緊張するとお腹が痛くなるような方には有効な選択肢の一つです。

香蘇散の適応症状と期待される効果

香蘇散は、以下のような症状や体質の方に処方されることが多いです。
  • 風邪の初期症状(特に寒気、頭痛、肩こり、食欲不振など)
  • 胃腸炎(吐き気、食欲不振、腹痛など)
  • 神経症(不安、イライラ、不眠など)
  • 月経不順や月経前症候群(PMS)に伴う精神的な不調や胃腸症状
  • ストレス性の皮膚疾患(じんましん、湿疹など)
香蘇散の作用機序としては、主に以下の点が挙げられます。
  • 理気作用: 香附子や陳皮が「気」の滞りを改善し、全身の巡りを良くします。これにより、精神的な緊張やイライラが和らぎ、自律神経のバランスが整うことが期待されます[2]
  • 解表作用: 蘇葉や生姜が体の表面から邪気を発散させ、風邪の初期症状(悪寒、頭痛など)を和らげます。
  • 健胃整腸作用: 陳皮や生姜が胃腸の働きを助け、吐き気や食欲不振などの消化器症状を改善します。
これらの作用により、体全体の調和が図られ、自然治癒力が高まることが期待されます。実際の診察では、患者さまから「ストレスで胃がキリキリする」「緊張するとじんましんが出る」といった訴えをよく聞きます。このような場合、香蘇散は症状の緩和に寄与する可能性があります。

香蘇散の用法・用量と服用時の注意点

香蘇散は、その効果を最大限に引き出すために、適切な用法・用量を守って服用することが重要です。また、服用に際していくつかの注意点があります。

標準的な用法・用量

医療用医薬品であるツムラ香蘇散エキス顆粒(医療用)の添付文書によると、通常、成人には1日7.5gを2〜3回に分割し、食前または食間に経口投与するとされています[1]。年齢や体重、症状によって適宜増減されることがあります。小児への投与については、医師の判断により減量して処方されることがあります。
項目ツムラ香蘇散エキス顆粒(医療用)
剤形顆粒
成人1日用量7.5g
服用回数2〜3回に分割
服用タイミング食前または食間
食前とは食事の約30分前、食間とは食事と食事の間で食後約2時間後の空腹時を指します。漢方薬は一般的に空腹時に服用することで吸収が良くなると言われていますが、胃腸が弱い方や、空腹時に服用すると気分が悪くなる方は、食後に服用することも可能です。当院では、患者さまの生活スタイルに合わせて、無理なく続けられる服用方法を提案しています。例えば、朝食前と夕食前、あるいは朝食後と夕食後など、服薬アドヒアランスを考慮した指導を行います。

服用時の注意点

  • 医師・薬剤師への相談: 持病がある方(特に高血圧、心臓病、腎臓病など)、他の薬を服用している方、アレルギー体質の方、妊娠中または授乳中の方は、必ず医師や薬剤師に相談してください。
  • 長期服用: 長期間服用する場合は、定期的に医師の診察を受け、効果や副作用の有無を確認することが重要です。
  • 飲み合わせ: 他の漢方薬や西洋薬との併用により、効果が強まったり弱まったり、副作用が出やすくなる可能性があります。特に甘草を含む他の漢方薬との併用は、偽アルドステロン症のリスクを高めるため注意が必要です[1]
  • 症状の悪化: 服用中に症状が悪化したり、新たな症状が現れた場合は、すぐに服用を中止し、医師の診察を受けてください。
皮膚科の臨床経験上、漢方薬は体質改善を目的とするため、効果を実感するまでに時間がかかることがあります。焦らず、医師の指示に従って継続することが大切です。当院では、効果の評価を約1ヶ月ごとに行い、必要に応じて処方内容を調整しています。

香蘇散の副作用とは?

香蘇散服用時の注意点と副作用のリスク、消化器症状やアレルギー反応
香蘇散の注意点と副作用
香蘇散は一般的に副作用が少ないとされていますが、全くないわけではありません。体質や既往歴によっては、副作用が現れる可能性があります。副作用には、比較的軽度なものから、注意が必要な重大なものまであります。

重大な副作用

頻度は非常に稀ですが、以下の重大な副作用が報告されています[1]
  • 偽アルドステロン症: 尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、手がこわばる、血圧が上がる、頭痛などの症状が現れることがあります。これは甘草の過剰摂取や長期服用によって引き起こされるリスクがあります。
  • ミオパチー: 脱力感、手足のつっぱりや痛み、麻痺などの症状が現れることがあります。偽アルドステロン症と同時に発症することもあります。
これらの症状に気づいた場合は、直ちに服用を中止し、医療機関を受診してください。特に、高血圧や腎臓病の既往がある方は、偽アルドステロン症のリスクが高まるため、注意が必要です。当院では、甘草を含む漢方薬を処方する際には、定期的に血圧測定や血液検査を行い、電解質バランスの異常がないかを確認しています。

その他の副作用

重大な副作用に比べると頻度は低いですが、以下のような副作用が報告されています[1]
  • 消化器症状: 食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、下痢など。
  • 皮膚症状: 発疹、蕁麻疹など。
これらの症状が現れた場合も、服用を中止し、医師や薬剤師に相談してください。皮膚科の日常診療では、漢方薬による胃部不快感を訴える患者さまもいらっしゃいます。その場合は、服用タイミングを食後に変更したり、他の漢方薬への切り替えを検討したりします。また、アレルギー体質の方は、生薬成分に対する過敏症として皮膚症状が出ることが稀にありますので、注意深く経過を観察しています。
⚠️ 注意点

香蘇散は、比較的穏やかな作用を持つ漢方薬ですが、自己判断での服用は避け、必ず医師や薬剤師の指示に従ってください。特に、妊娠中や授乳中の方、持病のある方は、服用前に必ず相談が必要です。

香蘇散に関する患者さまからのご質問

🩺 診察でよく聞かれる質問
Q. 香蘇散はどのくらいで効果が出ますか?
A. 漢方薬の効果発現には個人差が大きいですが、香蘇散のような「気剤」は比較的速効性があると言われています。風邪の初期症状であれば数日で効果を実感される方もいます。慢性的なストレス症状や皮膚症状に対しては、当院では2週間〜1ヶ月程度で効果の有無を評価することが多いです。効果が実感できない場合は、処方内容の見直しを検討します。
Q. 眠くなることはありますか?
A. 香蘇散自体に直接的な鎮静作用や催眠作用はほとんどありません。しかし、精神的な緊張が緩和されることで、結果的にリラックスして眠りやすくなる、という間接的な効果は期待できます。日中の眠気を訴える方はほとんどいませんが、もし眠気を感じるようでしたら、一度ご相談ください。
Q. 妊娠中に服用しても大丈夫ですか?
A. 妊娠中の方への投与は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ慎重に行われます。当院では、妊娠を希望されている方や妊娠中の方には、必ずその旨を伝えていただき、リスクとベネフィットを十分に考慮した上で処方を検討します。自己判断での服用は絶対に避けてください。
Q. 他の風邪薬や胃薬と一緒に飲んでも大丈夫ですか?
A. 基本的には問題ないことが多いですが、一部の薬との飲み合わせには注意が必要です。特に、他の漢方薬で甘草を含むものや、一部の利尿薬との併用は、副作用のリスクを高める可能性があります。市販薬を含め、現在服用している全ての薬を医師や薬剤師に伝えてください。当院では、患者さまが服用中の薬剤リストを確認し、相互作用の有無を慎重に判断しています。
Q. 食前・食間以外に飲んでも効果はありますか?
A. 漢方薬は一般的に空腹時の方が吸収が良いとされていますが、食後に服用しても全く効果がないわけではありません。特に胃腸が弱い方や、空腹時に飲むと気分が悪くなる方は、食後に服用しても構いません。最も大切なのは、指示された量を毎日継続して服用することです。当院では、患者さまが無理なく続けられるよう、柔軟な服用指導を心がけています。
Q. ジェネリック医薬品はありますか?
A. 医療用漢方製剤においては、ツムラが製造する「ツムラ香蘇散エキス顆粒(医療用)」が代表的です。漢方製剤のジェネリック医薬品は、厳密には西洋薬のような「ジェネリック」という概念とは少し異なります。各メーカーが独自の製法で製造しているため、同じ処方名でも成分や効果に若干の違いが生じる可能性があります。当院では、長年の実績と品質管理の観点から、ツムラ製品を主に採用しています。

香蘇散と他の漢方薬との使い分けは?

香蘇散と葛根湯、麻黄湯の比較表、症状に応じた漢方薬の選び方
香蘇散と他漢方薬の比較
香蘇散は「気」の滞りを改善する代表的な漢方薬ですが、同様に気の巡りを整える他の漢方薬も存在します。患者さまの症状や体質(証)に合わせて、適切な漢方薬を選択することが重要です。

香蘇散と他の「気剤」の比較

漢方医学では、患者さまの体質や症状を総合的に判断する「証」という概念に基づいて処方を決定します。香蘇散は、比較的虚弱な体質で、ストレスによる気の滞りや胃腸の不調が顕著な場合に用いられることが多いです。他の代表的な「気剤」との使い分けを以下に示します。
漢方薬名主な構成生薬主な適応・特徴
香蘇散蘇葉、香附子、陳皮、甘草、生姜比較的虚弱な体質で、精神的ストレスや胃腸症状を伴う風邪の初期、神経症、月経不順など。気の滞りを改善し、胃腸を整える。
半夏厚朴湯半夏、厚朴、茯苓、生姜、蘇葉喉のつかえ感(ヒステリー球)、不安神経症、咳、吐き気など。気の滞りによる精神神経症状や消化器症状に特化。
加味逍遙散柴胡、芍薬、当帰、茯苓、白朮、甘草、生姜、薄荷、山梔子、牡丹皮女性の更年期障害、月経不順、神経症など。イライラ、のぼせ、肩こり、疲労感など、肝の気の滞りや血の不足を伴う症状に。
柴胡桂枝湯柴胡、半夏、黄芩、甘草、人参、大棗、生姜、桂皮、芍薬風邪の中期以降、胃腸炎、腹痛、発熱など。寒気と発熱が交互に現れるような、ややこじれた病態に。
皮膚科の日常診療では、患者さまの訴えや身体所見から「証」を判断し、適切な漢方薬を選択します。例えば、「喉に何か詰まっている感じがする」という訴えがあれば半夏厚朴湯を、「イライラしてのぼせる」という訴えがあれば加味逍遙散を検討するなど、症状の細かなニュアンスを捉えることが治療のポイントになります。香蘇散は、比較的軽度な「気滞」や胃腸症状、風邪の初期に使いやすい処方と言えます。

ジェネリック医薬品について

「ジェネリック医薬品」という言葉は、主に西洋薬の後発医薬品を指すことが多いです。漢方薬の場合、各製薬会社が異なる生薬の品質管理基準や抽出方法を採用しているため、同じ処方名であっても、厳密には全く同じ成分構成や効果を持つとは限りません。そのため、漢方薬においては「ジェネリック」という表現はあまり用いられず、各メーカーの製品がそれぞれ独立した医薬品として扱われます。 ツムラの香蘇散エキス顆粒(医療用)は、医療現場で広く使われている標準的な漢方製剤の一つです。他のメーカーからも香蘇散は販売されていますが、医師は患者さまの症状や体質、過去の治療経験などを総合的に判断し、最適な製剤を選択します。当院では、長年の臨床経験から、品質と効果の安定性を考慮してツムラ製品を多く採用しています。

香蘇散を処方する際の皮膚科医の視点

皮膚科領域において、香蘇散は直接的な皮膚症状の治療薬としてではなく、心身のバランスを整えることで皮膚症状の改善をサポートする目的で処方されることが多いです。特に、ストレスや自律神経の乱れが皮膚疾患に大きく影響していると考えられる場合に有効な選択肢となります。

皮膚疾患における香蘇散の役割

皮膚は「心の鏡」とも言われるように、精神的な状態やストレスが皮膚症状に影響を与えることが少なくありません。例えば、以下のような皮膚疾患において、香蘇散が補助的に用いられることがあります。
  • じんましん: ストレスや疲労が引き金となって発症・悪化するケースが多く、香蘇散による気の巡りの改善が症状の緩和に寄与する可能性があります。
  • 湿疹・皮膚炎: 特に慢性的な湿疹で、精神的なイライラや胃腸の不調を伴う場合に、体質改善の一環として処方を検討します。
  • アトピー性皮膚炎: かゆみや炎症だけでなく、不眠やストレスによる掻破行動の悪循環を断ち切るために、精神的な安定を図る目的で併用されることがあります。
当院の皮膚科外来では、患者さまの皮膚症状だけでなく、生活習慣、ストレス状況、胃腸の調子、睡眠の質なども詳しく問診します。例えば、「夜中に無意識に掻きむしってしまう」「仕事のストレスで胃が痛い」といった訴えがあれば、香蘇散の適応を検討することがあります。香蘇散は、気の滞りによるイライラや不安感を和らげ、胃腸の働きを整えることで、間接的に皮膚のバリア機能の改善や炎症の抑制につながる可能性を秘めていると考えられます[3]

処方判断のポイントと経過観察

香蘇散を処方する際は、以下の点を重視しています。
  • 患者さまの「証」: 漢方医学的な診断に基づき、香蘇散が最も適した「証」であるかを確認します。
  • 併用薬の確認: 他の漢方薬や西洋薬との相互作用がないか、特に甘草を含む他の薬剤との併用には注意を払います。
  • 副作用のリスク評価: 既往歴(高血圧、腎臓病など)を確認し、偽アルドステロン症などのリスクを評価します。
処方後の経過観察では、皮膚症状の変化はもちろんのこと、精神状態(イライラ、不安感)、胃腸症状(食欲、吐き気、便通)、睡眠の質など、全身状態の変化を細かく確認します。当院では香蘇散を処方した患者さまから、「以前より気分が落ち着くようになった」「胃の調子が良くなった」というフィードバックをいただくことが多いです。効果が不十分な場合や副作用が疑われる場合は、速やかに処方内容を見直し、患者さまにとって最適な治療法を継続的に探求していきます。

まとめ

香蘇散(ツムラ70)は、気の巡りを改善し、胃腸症状や精神神経症状を伴う風邪の初期、神経症、月経不順などに用いられる漢方薬です。皮膚科領域では、ストレスや自律神経の乱れが関与するじんましんや湿疹などの皮膚疾患に対し、補助的に処方されることがあります。用法・用量は通常、成人には1日7.5gを2〜3回に分割して食前または食間に服用します。重大な副作用として偽アルドステロン症やミオパチーが稀に報告されており、むくみや脱力感などの症状が現れた場合は速やかに医療機関を受診する必要があります。また、他の漢方薬との併用や妊娠中の方の服用には注意が必要です。効果発現には個人差がありますが、体質改善を目的として継続的な服用が推奨されます。必ず医師や薬剤師の指示に従い、不明な点があれば相談することが大切です。

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よくある質問(FAQ)

Q. 香蘇散は保険適用になりますか?
A. はい、香蘇散(ツムラ香蘇散エキス顆粒など)は医療用医薬品として承認されており、医師の処方に基づいて服用する場合、保険適用となります。そのため、患者さまは自己負担割合に応じた費用で処方を受けることができます。
Q. 市販薬としても購入できますか?
A. はい、香蘇散は医療用医薬品以外に、一部の製薬会社から一般用医薬品(市販薬)としても販売されています。ただし、市販薬は医療用医薬品とは成分量や添加物が異なる場合があるため、服用前に必ず添付文書を確認し、薬剤師に相談することをお勧めします。
Q. 漢方薬は長期的に服用しても大丈夫ですか?
A. 漢方薬は体質改善を目的として長期的に服用されることも多いですが、香蘇散に含まれる甘草には、長期服用や大量服用により偽アルドステロン症などの副作用のリスクがあります。そのため、長期的に服用する場合は、定期的に医師の診察を受け、体調の変化や副作用の有無を確認することが重要です。自己判断で漫然と服用を続けることは避けてください。
この記事の監修医
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倉田照久
医療法人御照会 理事長・渋谷文化村通り皮膚科 院長