ケロイド・肥厚性瘢痕の原因と治療

ケロイド・肥厚性瘢痕|違い・治療・再発予防

CONDITION GUIDE

ケロイド・肥厚性瘢痕の原因と治療法違い・かゆみ・再発予防を医師が解説

傷跡が盛り上がる仕組み、ケロイドと肥厚性瘢痕の違い、好発部位、受診目安、保存的治療から手術・放射線までを判断順に整理します。

ケロイドと肥厚性瘢痕かゆみ・痛み・引きつれ保存的治療と外科的治療最終更新日: 2026-08-18
違いケロイドは元の傷を越えて広がり、肥厚性瘢痕は傷の範囲内に留まる傾向があります。
症状盛り上がり、硬さ、赤み、かゆみ、痛み、引きつれを確認します。
好発部位胸、肩、耳、下顎、下腹部など、皮膚に張力がかかる部位に注意します。
治療部位・大きさ・活動性・再発歴から外用、注射、圧迫、レーザー、手術などを選びます。
受診目安急速に大きくなる、出血や潰瘍がある、痛みやかゆみが強い、関節を動かしにくい場合は、早めに皮膚科または形成外科へ相談してください。
胸元の盛り上がった傷跡について皮膚科医へ相談する成人女性
盛り上がる傷跡の経過と症状を皮膚科医へ相談する場面
📋 この記事のポイント
  • ✓ ケロイドと肥厚性瘢痕は、皮膚の損傷後に過剰な線維組織が形成される病態です。
  • ✓ 遺伝的要因や体質が発症に大きく関与し、適切な診断が治療の第一歩となります。
  • ✓ 治療法は多岐にわたり、症状や部位に応じてステロイド注射、レーザー治療、手術などが選択されます。
※ 本記事は医療広告ガイドラインに基づき作成されています。記事内には当院の治療・サービスに関する情報が含まれます。
盛り上がる傷跡を確認する順序

元の傷との関係、症状、拡大、部位、治療歴を順に整理します。

  1. 傷の範囲元の傷を越えて横に広がっているか確認します。
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  2. 症状赤み、硬さ、かゆみ、痛み、引きつれを確認します。
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  3. 変化大きくなる速度、出血、潰瘍の有無を確認します。
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  4. きっかけ手術、外傷、やけど、ニキビ、ピアスとの関係を整理します。
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  5. 部位胸、肩、耳、下顎、下腹部、関節周囲を確認します。
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  6. 治療選択活動性、厚さ、再発歴、副作用、通院負担を比較します。
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  7. セルフケア摩擦・張力を避け、貼付材は指示どおりに使います。
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  8. 経過同じ条件の写真と症状で長期的に確認します。
    確認する

ケロイドと肥厚性瘢痕は、皮膚に傷ができた後に組織が過剰に増殖し、盛り上がった状態になる病変です。これらは見た目の問題だけでなく、かゆみや痛み、引きつれなどの症状を引き起こし、日常生活に影響を与えることがあります。適切な診断と治療を受けることで、症状の改善や再発予防が期待できます。

ケロイドの基礎知識と症状

ケロイドの基礎知識と症状について解説します。ケロイドは、皮膚の傷が治る過程で過剰な線維組織が産生され、元の傷の範囲を超えて広がる良性の腫瘍です。

ケロイドとは?肥厚性瘢痕との違い

ケロイドと肥厚性瘢痕はどちらも傷跡が盛り上がる状態ですが、その性質には明確な違いがあります。

ケロイド
傷の範囲を超えて周囲の正常な皮膚にまで広がり、時間とともに増大する傾向があります。自然治癒は稀で、再発しやすい特徴を持ちます。遺伝的要因や体質が強く関与すると考えられています。
肥厚性瘢痕
傷の範囲内に限局して盛り上がる傷跡です。通常は時間とともに自然に改善する傾向がありますが、完全に平坦になるまでには数ヶ月から数年かかることもあります。関節部など皮膚の張力がかかる部位にできやすいとされています。

この二つの鑑別は治療方針を決定する上で非常に重要です。当院では、初診時に傷跡の状態を詳細に観察し、患者さまの既往歴や家族歴を詳しく伺うようにしています。特に、過去に同様の傷跡ができた経験があるか、ご家族にケロイド体質の方がいるかといった問診は、診断の重要な手がかりとなります。

見た目だけで区別しにくい中間的な病変もあります。必要に応じて経過や先行する傷、増大方向を確認し、急速に増大する場合や診断が典型的でない場合は腫瘍などとの鑑別も行います。

特徴ケロイド肥厚性瘢痕
病変の広がり元の傷の範囲を超えて拡大元の傷の範囲内に限局
増大傾向時間とともに増大する傾向通常は自然に改善する傾向
再発性再発しやすい比較的再発しにくい
発生部位胸部、肩、耳垂、下顎部など関節部など皮膚の張力がかかる部位
体質的要因強く関与あまり関与しない

ケロイド・肥厚性瘢痕の主な原因は何ですか?

ケロイドと肥厚性瘢痕は、傷の治癒反応で炎症と線維組織の増殖が長く続くことで生じます。遺伝的素因だけでなく、皮膚にかかる張力、傷の深さ、炎症の持続、発生部位などを合わせて考えます。

ケロイドや肥厚性瘢痕の発生には、様々な要因が複合的に関与しています。主な原因は、皮膚に生じた損傷に対する異常な治癒反応です。

  • 外傷・手術:切り傷、やけど、手術の縫合跡、予防接種の跡、ピアス穴などがきっかけとなることがあります。特に、皮膚に張力がかかる部位や深い傷はリスクが高いとされます。
  • 炎症:ニキビの炎症、毛嚢炎(もうのうえん)、水痘(みずぼうそう)の跡なども原因となることがあります。慢性的な炎症が線維芽細胞の活性化を促すと考えられています。
  • 体質・遺伝的要因:ケロイドは遺伝的素因が強く関与すると言われています。特定の遺伝子変異や人種(特にアフリカ系、アジア系の人々)で発生頻度が高いことが報告されています[3]。家族にケロイドの人がいる場合、発症リスクが高まります。
  • サイトカインの異常:傷の治癒過程で放出される成長因子やサイトカイン(特にTGF-βなど)の過剰な産生が、線維芽細胞の増殖やコラーゲン合成を促進し、ケロイド形成につながると考えられています[4]

当院の診察では、患者さまが「小さなニキビ跡がどんどん大きくなって、かゆみも出てきた」と相談されるケースも少なくありません。特に胸部や肩にできたニキビ跡がケロイド化する傾向があり、早期の介入が重要であることを実感しています。

この記載は当院での非集計の診療経験です。ニキビ跡がすべてケロイドになるわけではなく、胸部や肩の赤い盛り上がりには肥厚性瘢痕、炎症性結節、良性・悪性腫瘍なども含まれます。

ケロイド・肥厚性瘢痕の症状と好発部位

ケロイドや肥厚性瘢痕は、見た目の変化だけでなく、様々な症状を伴うことがあります。

成人の肩にみられる赤みを伴う線状の盛り上がった傷跡のイメージ
盛り上がった傷跡の症状の一例です。元の傷との境界、広がり、硬さ、かゆみ・痛み、経過を合わせて診断します。
  • 盛り上がりと硬さ:皮膚が赤みを帯びて盛り上がり、触ると硬くゴムのような感触があります。
  • かゆみ・痛み:特に活動性のケロイドでは、強いかゆみやヒリヒリとした痛みを伴うことがよくあります。
  • 引きつれ(拘縮):関節近くにできた場合、皮膚の引きつれによって関節の動きが制限されることがあります。
  • 色素沈着:赤みが引いた後も、周囲の皮膚より色が濃くなることがあります。

好発部位としては、胸部中央、肩、耳垂(ピアス跡)、下顎部、恥骨部などが挙げられます。これらの部位は皮膚に張力がかかりやすく、ケロイドが発生しやすいと考えられています。当院では、患者さまが「ピアスを開けてから耳たぶがどんどん大きくなってきた」と来院されることが非常に多く、耳垂のケロイドは比較的若い世代に多く見られる特徴があります。

この患者さまの表現と頻度は当院の非集計の診療経験で、一般人口の発症率を示すものではありません。耳のしこりが急速に大きくなる、出血・潰瘍を伴う場合は別疾患も考えて診断します。

早めに受診したい変化と鑑別

皮膚科医が成人男性の肩の盛り上がった傷跡を視診と触診で確認する場面
病変の境界、厚さ、硬さ、赤み、症状と先行する傷を確認します。

傷の範囲を超えて盛り上がりが広がる、かゆみや痛みが続く、関節の動きが制限される、ピアス跡・手術跡・ニキビ跡が次第に大きくなる場合は、皮膚科または形成外科へ相談してください。

急速な増大、出血、潰瘍、強い圧痛、発熱を伴う場合、傷の記憶がないのに硬いしこりが大きくなる場合は、次回の定期受診を待たず早めに医療機関へ連絡します。ケロイドに似た良性腫瘍や皮膚悪性腫瘍があり、典型的でない場合は生検を含む鑑別が必要です[公1][1]

診察では、きっかけとなった傷・手術・ピアス・ニキビ、発症時期、元の傷を越えて広がったか、かゆみ・痛み、治療歴、過去の傷跡、家族歴を整理します。大きさと色を同じ条件で撮影しておくと経過を比較しやすくなります。

ケロイドの治療法

ケロイドの治療法は、その大きさ、発生部位、症状、患者さまの体質によって多岐にわたります。単一の治療法で完治が難しい場合も多く、複数の治療法を組み合わせる集学的治療が推奨されています[2]

組み合わせは全員に同じではありません。病変の部位・大きさ・活動性、自覚症状、年齢、既往歴、再発歴、通院負担、治療の副作用を確認して段階的に選択します。

ケロイド・肥厚性瘢痕の治療選択肢にはどのようなものがありますか?

ケロイド・肥厚性瘢痕の治療は、保存的治療と外科的治療に大別されます。患者さまの状態を総合的に評価し、最適な治療法を選択することが重要です。

保存的治療と外科的治療の境界は一律ではなく、最初は侵襲の小さい方法から検討し、専門施設では部位別の再発リスクを踏まえて複数の方法を組み合わせます。

1. 保存的治療

  • ステロイド局所注射:ケロイド内に直接ステロイドを注射する方法です。ステロイドには炎症を抑え、線維芽細胞の増殖を抑制する作用があります。盛り上がりやかゆみ、痛みの軽減に有効で、多くの患者さまに第一選択として用いられます。数週間に一度の頻度で複数回行うことが一般的です。治療を始めて2〜3ヶ月ほどで「かゆみが楽になった」「盛り上がりが少しずつ平らになってきた」とおっしゃる方が多いです。
  • この患者さまの表現と「多い」は当院の非集計の診療経験であり、2〜3か月で全員に同じ改善が起こることを示しません。局所注射は痛み、皮膚萎縮、色素変化、毛細血管拡張などに注意し、濃度・量・間隔は病変ごとに医師が決めます。

  • シリコンゲルシート・テープ:患部にシリコン製のシートやテープを貼付し、圧迫と保湿を行うことで、ケロイドの軟化や平坦化を促します。長期的な使用が推奨されます。
  • 圧迫療法:弾性包帯や専用の装具を用いて患部を継続的に圧迫することで、血流を阻害し、線維芽細胞の活動を抑制します。特に広範囲のケロイドや肥厚性瘢痕に有効です。
  • レーザー治療:色素レーザー(Vビームなど)は、ケロイドの赤みを軽減し、かゆみや痛みを和らげる効果が期待できます。また、一部のレーザーは線維芽細胞の活性を抑制する可能性も示唆されています[1]。当院では、特に赤みが強く、かゆみを訴える患者さまにレーザー治療を提案することがあります。
  • レーザーの効果は機器、照射条件、病変の厚さ、併用治療で異なります。Cochraneレビューでは確実性の高い比較データが限られており、レーザーだけで消失や再発防止を保証することはできません。

  • 内服薬:抗アレルギー薬やかゆみ止め、漢方薬などが症状緩和のために処方されることがあります。

2. 外科的治療

  • 切除手術:ケロイドを外科的に切除する方法です。ただし、ケロイドは切除後に再発しやすい特徴があるため、手術単独では行われず、術後に放射線治療やステロイド注射などの補助療法と組み合わせることが一般的です[2]
  • 放射線治療:手術でケロイドを切除した後、再発予防のために患部に放射線を照射します。線維芽細胞の増殖を抑制し、再発率を低下させる効果が報告されています[3]

実際の診療では、患者さまのケロイドが「活動性」であるかどうかが治療方針を決定する上で重要なポイントになります。赤みが強く、かゆみや痛みが強い場合は活動性のケロイドと判断し、ステロイド注射やレーザー治療を優先的に検討します。一方で、盛り上がりはあっても症状が落ち着いている場合は、圧迫療法やシリコンシートによる経過観察を選択することもあります。

活動性は赤み・かゆみ・痛みだけで確定せず、拡大の方向、硬さ、発症からの期間、部位、先行する傷、治療歴を合わせて評価します。治療の優先順位は副作用や患者さまの希望も踏まえて決めます。

⚠️ 注意点

ケロイドの治療は長期にわたることが多く、根気が必要です。自己判断で治療を中断せず、医師の指示に従って継続することが重要です。また、手術を検討する際は、再発リスクと術後の補助療法の必要性について十分に理解しておく必要があります。

病変の状態から治療を選ぶ

治療は「目立たなくする」だけでなく、かゆみ・痛み・引きつれを和らげ、増大と再発を抑え、日常生活への負担を減らすことを目標にします。病変の部位、大きさ、厚さ、赤み、症状、広がる方向、発症からの期間、過去の治療と再発歴を確認します。

  • 小さく症状がある病変:ステロイド貼付・外用や局所注射など、侵襲の小さい治療から検討します。
  • 赤み・かゆみが目立つ病変:症状と厚みを評価し、ステロイド治療やレーザーを単独または併用で検討します。
  • 大きい・再発した病変:専門施設で外科的切除、張力を減らす縫合法、術後放射線などの適応とリスクを相談します。
  • 関節付近の引きつれ:動かしにくさを評価し、瘢痕拘縮への治療やリハビリテーションを検討します。

レーザー、手術、放射線、注射にはそれぞれ限界と副作用があります。特に放射線治療は年齢、部位、照射範囲、再発リスクを専門医が評価し、将来的なリスクを含む説明を受けて選択します[公1][公2]

自宅でできるケアと避けたい行動

新しい傷は医療者の指示に従って清潔を保ち、創部へ繰り返し張力や摩擦がかからないようにします。治癒後の固定テープ、シリコンゲルシート、圧迫具は、皮膚炎やずれがないか確認し、使用時間と交換方法を処方・指示どおりに守ります。

  • かゆくても掻き壊さず、皮膚が赤くただれたら貼付材を外して医療機関へ相談します。
  • ケロイド体質が疑われる場合、不要なピアスや美容目的の皮膚損傷は慎重に考えます。
  • 自己判断で強く揉む、針で刺す、切る、強い薬剤を塗ることは避けます。
  • 手術予定がある場合は、過去のケロイド・肥厚性瘢痕と治療歴を執刀医へ伝えます。

セルフケアは診断や治療の代わりではありません。増大、痛み、かゆみ、出血、動かしにくさがある場合は、病変の評価を受けてください。

治療期間と治療効果はどのくらい期待できますか?

ケロイドや肥厚性瘢痕の治療期間は、病変の大きさや種類、選択される治療法、患者さまの反応によって大きく異なります。

必要な期間は治療法ごとに異なり、短期間で終了できることを保証できません。治療終了後も再発を早く見つけるため、長期の経過観察が推奨されます。

  • ステロイド注射:数ヶ月から1年以上の治療期間を要することがあります。定期的な通院が必要ですが、多くのケースでかゆみや痛みの軽減、盛り上がりの平坦化が期待できます。
  • シリコンゲルシート・圧迫療法:数ヶ月から年単位で継続することで、徐々に効果が現れます。
  • レーザー治療:数回から十数回の照射が必要となる場合があります。赤みの軽減や症状緩和に有効ですが、ケロイドそのものを完全に除去する効果は限定的です。
  • 手術+放射線治療:手術後、数日〜数週間の間に放射線治療を複数回行います。再発予防効果は高いとされていますが、完全に再発をゼロにすることは難しい場合があります。

治療効果については、ケロイドが完全に消失することは難しい場合もありますが、かゆみや痛みといった症状の緩和、盛り上がりの平坦化、赤みの軽減など、生活の質の向上につながる改善は十分に期待できます。特に、早期に治療を開始するほど、より良い結果が得られる傾向があります。処方後のフォローアップでは、副作用の有無だけでなく、治療を継続できているか、効果の実感があるかを確認するようにしています。「以前より目立たなくなったから、もう治療しなくてもいいかと思った」とおっしゃる患者さまには、再発リスクについて丁寧に説明し、根気強く治療を続けることの重要性をお伝えしています。

この改善実感と早期介入に関する記載は当院の非集計の診療経験で、特定の効果や治療期間を保証するものではありません。再発や副作用の可能性を含め、写真と症状を用いて治療継続・変更・終了を相談します。

まとめ

ケロイドと肥厚性瘢痕は、皮膚の損傷後に生じる過剰な線維組織の増殖であり、それぞれ異なる特徴を持つ病態です。ケロイドは元の傷の範囲を超えて広がり、再発しやすい体質的な要因が強く関与します。一方、肥厚性瘢痕は傷の範囲内に留まり、自然に改善する傾向があります。原因は外傷、手術、炎症などが挙げられ、遺伝的素因も重要です。症状としては、盛り上がり、硬さ、かゆみ、痛み、引きつれなどがあります。治療法は、ステロイド局所注射、シリコンゲルシート、圧迫療法、レーザー治療といった保存的治療と、手術と放射線治療を組み合わせた外科的治療があり、患者さまの状態に合わせて最適な方法が選択されます。治療は長期にわたることが多く、医師との連携のもと、継続的な治療が症状の改善と再発予防に繋がります。

治療反応と再発には個人差があります。外科的切除を行う場合も手術単独で終えず、部位や体質に応じた補助療法と長期フォローを検討します。

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よくある質問(FAQ)

ケロイドは自然に治りますか?
ケロイドが完全に自然治癒することは稀です。肥厚性瘢痕は時間とともに改善する傾向がありますが、ケロイドは放置すると増大したり、症状が悪化したりする可能性があります。早期に専門医の診察を受け、適切な治療を開始することが推奨されます。
ケロイドの治療は痛みを伴いますか?
ステロイド局所注射は、注射時の痛みを伴うことがあります。しかし、痛みを軽減するための工夫(細い針の使用、冷却など)がされることが一般的です。レーザー治療も軽い痛みを感じることがありますが、麻酔クリームなどで緩和できます。治療による痛みが心配な場合は、事前に医師にご相談ください。
ケロイドの予防策はありますか?
ケロイド体質の方は、可能な限り皮膚への刺激や損傷を避けることが重要です。特に、ピアス、タトゥー、不必要な手術などは慎重に検討すべきです。やむを得ず傷ができた場合は、早期に医療機関を受診し、適切な処置とアフターケア(圧迫、保湿など)を行うことで、ケロイド化のリスクを低減できる可能性があります。
この記事の監修医
👨‍⚕️
倉田照久
医療法人御照会 理事長・渋谷文化村通り皮膚科 院長