桂枝加芍薬大黄湯

【桂枝加芍薬大黄湯の効果と副作用】|皮膚科医が解説

桂枝加芍薬大黄湯の効果と副作用|皮膚科医が解説

最終更新日: 2026-05-02
📋 この記事のポイント
  • ✓ 桂枝加芍薬大黄湯は、比較的体力があり、腹部膨満感や便秘傾向のある方に用いられる漢方薬です。
  • ✓ 腹痛、便秘、痔、更年期障害など幅広い症状に効果が期待でき、特に便通改善効果が臨床でよく確認されます。
  • ✓ 副作用として下痢や腹痛が起こることがあり、体質や症状に合わせた適切な処方が重要です。
※ 本記事は医療広告ガイドラインに基づき作成されています。記事内には当院の治療・サービスに関する情報が含まれます。

桂枝加芍薬大黄湯(ツムラ134)とは?その特徴と効果

ツムラ134桂枝加芍薬大黄湯の処方箋と漢方薬の原料生薬
桂枝加芍薬大黄湯の処方箋と生薬

桂枝加芍薬大黄湯(けいしかしゃくやくだいおうとう)は、比較的体力があり、腹部膨満感や便秘傾向のある方に用いられる漢方薬です。特に、腹痛や便秘、痔、更年期障害、月経不順など、幅広い症状に対して効果が期待されます[1]。ツムラからは「ツムラ桂枝加芍薬大黄湯エキス顆粒(医療用)」として提供されており、医療現場で広く使用されています[2]

この漢方薬は、桂枝(ケイシ)、芍薬(シャクヤク)、大棗(タイソウ)、甘草(カンゾウ)、生姜(ショウキョウ)、大黄(ダイオウ)の6種類の生薬から構成されています。桂枝と芍薬は、腹部の緊張を和らげ、痛みを軽減する働きがあります。大黄は、緩下作用(便を柔らかくして排泄を促す作用)を持ち、便秘の改善に寄与します。これらの生薬の組み合わせにより、腹部の不調を内側から整えることを目指します。

当院の皮膚科外来では、特に便秘が原因で肌荒れやニキビが悪化している患者さまに、桂枝加芍薬大黄湯を検討することがあります。便通が改善されることで、肌の状態が安定するケースも少なくありません。実際の診察では、患者さまから「便秘がひどくてお腹が張る」という相談を受けることが多く、そのような場合にこの漢方薬が選択肢の一つとなります。

桂枝加芍薬大黄湯
漢方医学における処方の一つで、桂枝湯(けいしとう)に芍薬と大黄を加えたもの。腹部の緊張緩和、便通改善、痛みの軽減などを目的として用いられる。

構成生薬とその働き

桂枝加芍薬大黄湯は、以下の生薬から構成され、それぞれが特有の薬効を発揮します。

  • 桂枝(ケイシ): 発汗作用、解熱作用、鎮痛作用、血行促進作用などがあり、体の表面を温め、気の巡りを改善します。
  • 芍薬(シャクヤク): 鎮痛作用、鎮痙作用、血行促進作用があり、特に腹部の筋肉の緊張を和らげ、痛みを軽減します。
  • 大棗(タイソウ): 滋養強壮作用、鎮静作用、緩和作用があり、他の生薬の働きを調和させます。
  • 甘草(カンゾウ): 鎮痛作用、鎮痙作用、抗炎症作用、解毒作用などがあり、他の生薬の作用を調整し、副作用を軽減する働きも持ちます。
  • 生姜(ショウキョウ): 健胃作用、発汗作用、鎮吐作用があり、消化器系の働きを助け、体を温めます。
  • 大黄(ダイオウ): 緩下作用、抗炎症作用、駆瘀血作用があり、便通を促し、体内の熱や滞りを排出します。

これらの生薬が複合的に作用することで、桂枝加芍薬大黄湯は腹部の不調に対する多角的なアプローチを可能にしています。特に大黄の作用により、便秘の改善効果が期待されるのが大きな特徴です。

どのような症状に効果がある?具体的な適応症

桂枝加芍薬大黄湯は、主に腹部の症状や便通異常に対して効果を発揮する漢方薬です。その適応症は多岐にわたりますが、添付文書には「比較的体力があり、腹部膨満感、便秘傾向のあるものの次の諸症:腹痛、便秘、痔、更年期障害、月経不順」と記載されています[1]。以下に具体的な適応症とその臨床的な側面を解説します。

腹痛・腹部膨満感

腹部の筋肉の緊張や痙攣によって引き起こされる腹痛、特に下腹部の張りや不快感に有効です。芍薬が持つ鎮痙作用が、過敏性腸症候群のような腹部症状の緩和に寄与することがあります。当院では、患者さまが「お腹が張って苦しい」「便秘でお腹が痛い」と訴える際に、この薬を処方することがあります。特に、ストレスで便秘と下痢を繰り返すような方にも、腹部の緊張を和らげる目的で検討することがあります。

便秘・痔

大黄の緩下作用により、便通をスムーズにすることで便秘を改善します。便秘が解消されることで、痔の症状(痛み、出血など)も軽減されることがあります。皮膚科の日常診療では、便秘による肌荒れや、排便時のいきみで痔が悪化するケースも多く、その根本的な改善を目指す上で重要な選択肢となります。実際の処方では、患者さまの便通の頻度や便の硬さを詳しく問診し、適切な用量を調整することが治療のポイントになります。

更年期障害・月経不順

女性ホルモンの変動によって引き起こされる更年期障害や月経不順に伴う、腹部の不調や便秘傾向にも用いられます。漢方医学では、これらの症状を「気・血・水」のバランスの乱れと捉え、桂枝加芍薬大黄湯がそのバランスを整えることで症状の緩和を図ります。当院では、更年期で便秘がひどくなったという患者さまに処方したところ、「便通が良くなり、お腹の不快感が減った」というフィードバックをいただくことが多いです。

症状カテゴリ主な効果関連する生薬の働き
腹痛・腹部膨満感腹部の緊張緩和、鎮痛芍薬(鎮痙作用)、桂枝(鎮痛作用)
便秘・痔便通改善、排便困難の軽減大黄(緩下作用)
更年期障害・月経不順腹部不調の緩和、ホルモンバランス調整全体的な生薬の調和作用

これらの症状に対して、桂枝加芍薬大黄湯は体質や症状の程度に応じて効果が期待できます。特に便秘傾向が強い方には、西洋薬の緩下剤と併用することもありますが、漢方薬で体質改善を図ることで、薬の量を減らせる可能性もあります。

用法・用量と服用上の注意点

桂枝加芍薬大黄湯の服用方法と注意点を説明する医師と患者
桂枝加芍薬大黄湯の服用説明

桂枝加芍薬大黄湯の用法・用量は、添付文書に準拠して適切に服用することが重要です。通常、成人には1日7.5gを2〜3回に分割し、食前または食間に経口服用します[1]。ただし、年齢、体重、症状により適宜増減されることがあります。顆粒剤は水またはぬるま湯で服用しますが、お湯に溶かして温かい状態で服用すると、生薬の香りが広がり、より効果を感じやすいという方もいらっしゃいます。

服用方法のポイント

  • 食前・食間: 食事の約30分前、または食後2時間を目安に服用します。これは、胃の中に食べ物がない状態で服用することで、生薬の吸収を良くするためと考えられています。
  • お湯に溶かす: 顆粒を少量のお湯に溶かして服用すると、生薬成分がより吸収されやすくなると言われています。また、漢方薬独特の風味も感じやすくなります。
  • 継続が大切: 漢方薬は即効性よりも、体質改善を目指して継続的に服用することで効果を発揮することが多いです。自己判断で服用を中止せず、医師の指示に従いましょう。

当院では、患者さまに桂枝加芍薬大黄湯を処方する際、特に便通の改善を期待する場合、服用開始後数日で便の回数や性状に変化がないかを確認するようアドバイスしています。大黄の作用で下痢になる方もいらっしゃるため、便の回数が増えすぎたり、腹痛が強くなったりした場合は、すぐに連絡していただくように伝えています。皮膚科の臨床経験上、漢方薬の効果実感には個人差が大きいと感じており、処方する際は患者さまの生活習慣や体質を考慮して、きめ細やかな指導を心がけています。

⚠️ 注意点

大黄を含むため、他の下剤との併用には注意が必要です。また、妊娠中または妊娠している可能性のある女性には、子宮収縮作用や骨盤内臓器の充血を促す作用があるため、服用を避けるか、医師と相談の上慎重に服用する必要があります[1]

服用を避けるべきケース

以下のような方は、桂枝加芍薬大黄湯の服用を避けるか、医師に相談が必要です[1]

  • 妊婦または妊娠している可能性のある女性
  • 授乳中の女性(大黄の成分が母乳中に移行し、乳児に下痢を引き起こす可能性があります)
  • 下痢の症状がある方、または下痢を起こしやすい方
  • 他の下剤を服用している方
  • 著しく胃腸の弱い方

必ず医師や薬剤師に相談し、自身の状態を正確に伝えるようにしましょう。

副作用と注意すべき症状

桂枝加芍薬大黄湯は、一般的に安全性の高い漢方薬ですが、体質や体調によっては副作用が現れることがあります。特に大黄が含まれているため、消化器系の症状に注意が必要です[1]。副作用は頻度別に重大な副作用とその他の副作用に分けられます。

重大な副作用

頻度は不明ですが、以下のような重大な副作用が報告されています[1]

  • 偽アルドステロン症: 手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。むくみ、血圧上昇などの症状も伴うことがあります。
  • ミオパチー: 偽アルドステロン症の進行によって、上記症状に加え、横紋筋融解症(筋肉の細胞が壊れる病気)に移行することがあります。
  • 肝機能障害、黄疸: 全身のだるさ、皮膚や白目が黄色くなるなどの症状が現れることがあります。

これらの症状が現れた場合は、直ちに服用を中止し、医療機関を受診してください。特に、甘草の大量摂取や長期服用により偽アルドステロン症のリスクが高まるため、他の漢方薬や食品との併用には注意が必要です。

その他の副作用

頻度不明で、以下のような副作用が報告されています[1]

  • 消化器: 食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、下痢
  • 皮膚: 発疹、発赤、かゆみ

これらの症状が現れた場合も、自己判断で服用を続けずに、医師や薬剤師に相談してください。特に下痢や腹痛は、大黄の作用によるものですが、症状が続く場合は用量調整が必要な場合があります。当院では、桂枝加芍薬大黄湯を処方した患者さまから、「少しお腹がゆるくなった」というフィードバックをいただくことが多いです。その際は、服用量を減らすか、一時的に中止して様子を見るなどの対応を検討します。

服用中の注意点

  • アレルギー体質の方: 過去に薬でアレルギー症状を起こしたことがある方は、事前に医師に伝えてください。
  • 他の薬剤との併用: 他の漢方薬や西洋薬を服用している場合は、必ず医師や薬剤師に伝えてください。特に甘草を含む他の漢方薬との併用は、偽アルドステロン症のリスクを高める可能性があります。
  • 長期服用: 長期にわたり服用する場合は、定期的に検査を受けるなど、医師の指示に従ってください。

桂枝加芍薬大黄湯に関する患者さまからのご質問

桂枝加芍薬大黄湯について質問する患者と回答する薬剤師
桂枝加芍薬大黄湯のよくある質問
🩺 診察でよく聞かれる質問
Q. 桂枝加芍薬大黄湯は、どのくらいで効果が出始めますか?
A. 実際の臨床経験では、便秘改善を目的とする場合、比較的早く効果を実感される方が多い印象です。大黄の緩下作用により、服用開始から数日〜1週間程度で便通に変化を感じる方がいらっしゃいます。腹痛や腹部膨満感の緩和には、もう少し時間がかかることもあり、1〜2週間で徐々に症状が和らぐことが多いです。体質改善を目指す場合は、数ヶ月単位で継続していただくこともあります。
Q. 毎日飲まないと効果がなくなりますか?
A. 基本的には毎日継続して服用することで、効果が安定しやすくなります。特に便秘の改善や体質改善を目指す場合は、継続が重要です。しかし、もし便通が良くなりすぎたり、お腹の調子が安定してきた場合は、医師の判断で服用回数を減らしたり、頓服(必要な時にだけ服用)に切り替えたりすることもあります。自己判断で中止せず、必ず医師にご相談ください。
Q. 他の便秘薬と一緒に飲んでも大丈夫ですか?
A. 桂枝加芍薬大黄湯には大黄という緩下作用のある生薬が含まれているため、他の便秘薬との併用には注意が必要です。併用すると下痢がひどくなったり、腹痛が強くなったりする可能性があります。当院では、患者さまがすでに他の便秘薬を服用されている場合は、その種類や服用量を確認し、必要に応じて桂枝加芍薬大黄湯の用量を調整するか、どちらか一方に絞ることを検討します。必ず医師や薬剤師に相談してください。
Q. 妊娠中に服用しても問題ないですか?
A. 妊娠中または妊娠している可能性のある女性への服用は、添付文書上「治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること」とされており、慎重な判断が必要です[1]。大黄には子宮収縮作用や骨盤内臓器の充血を促す作用があるため、流早産の危険性が指摘されています。当院では、妊娠中の患者さまには原則として処方を避けるか、産婦人科医と連携してリスクとベネフィットを十分に検討した上で判断します。必ず担当の医師にご相談ください。
Q. 桂枝加芍薬大黄湯を飲むと、お腹がゴロゴロ鳴ることがありますが大丈夫ですか?
A. お腹がゴロゴロ鳴るのは、腸の動きが活発になっているサインである場合があります。特に便秘が改善され始める過程で、腸が動き出してそのような音がすることがあります。しかし、もしゴロゴロ音とともに強い腹痛や下痢が続くようであれば、薬の作用が強く出すぎている可能性も考えられます。その場合は、一度服用を中止し、当院にご連絡いただくか、次の診察時にご相談ください。
Q. ジェネリック医薬品はありますか?
A. 桂枝加芍薬大黄湯は、ツムラの製品(ツムラ134)が有名ですが、他のメーカーからも同様の漢方エキス製剤が製造・販売されています。これらは一般的に「ジェネリック医薬品」という呼び方ではなく、「後発医薬品」や「同等品」として扱われます。漢方薬の場合、メーカーによって生薬の配合割合や抽出方法が異なる場合があるため、効果や風味に差を感じる方もいらっしゃいます。当院では、患者さまのご希望や体質、費用なども考慮して、適切な製品を提案しています。

桂枝加芍薬大黄湯と他の漢方薬との使い分け

漢方薬は、患者さまの体質や症状(漢方医学では「証」と呼びます)に合わせて使い分けることが重要です。桂枝加芍薬大黄湯は「比較的体力があり、腹部膨満感、便秘傾向のある方」に適していますが、似たような症状に用いられる他の漢方薬も存在します。ここでは、代表的な漢方薬との使い分けについて解説します。

大建中湯(ダイケンチュウトウ)との比較

大建中湯は、腹部の冷えやガスだまりによる腹部膨満感、腹痛に用いられる漢方薬です。桂枝加芍薬大黄湯が「比較的体力がある方」に用いられるのに対し、大建中湯は「体力虚弱で、腹部が冷えて腸の動きが悪い方」に適しています。大黄を含まないため、便秘改善効果は桂枝加芍薬大黄湯ほど強くありませんが、腸の蠕動運動を促進し、ガスを排出しやすくする作用があります。当院では、便秘よりも腹部の冷えやガスによる不快感が主訴の患者さまに、大建中湯を検討することが多いです。特に高齢者や術後の腸閉塞予防などにも用いられます。

大柴胡湯(ダイサイコトウ)との比較

大柴胡湯は、比較的体力があり、脇腹からみぞおちにかけての痛みや張りを伴う便秘、精神的なイライラ、肥満傾向のある方に用いられます。桂枝加芍薬大黄湯と同様に大黄を含み便秘改善効果がありますが、精神的な症状や肝機能の改善にも効果が期待されます。当院では、便秘だけでなく、ストレスによるイライラや不眠、高血圧などを合併している患者さまに、大柴胡湯を処方する機会があります。桂枝加芍薬大黄湯が腹部の「緊張」を和らげるのに対し、大柴胡湯は「滞り」を解消するイメージです。皮膚科の日常診療では、ストレス性の肌荒れや蕁麻疹で便秘を合併している患者さまに、両者の使い分けについて説明する機会が多いです。

漢方薬名主な適応体質(証)主な症状便秘改善効果
桂枝加芍薬大黄湯比較的体力あり、腹部膨満感、便秘傾向腹痛、便秘、痔、更年期障害、月経不順強い(大黄含有)
大建中湯体力虚弱、腹部冷え、腸の動きが悪い腹部膨満感、腹痛、ガスだまり中程度(大黄なし、蠕動促進)
大柴胡湯比較的体力あり、脇腹からみぞおちの張り、イライラ便秘、高血圧、肥満、神経症強い(大黄含有)

これらの漢方薬は、それぞれ異なる適応と特徴を持つため、自己判断で選択するのではなく、必ず漢方に詳しい医師や薬剤師に相談し、ご自身の体質や症状に合った処方を受けることが大切です。当院では、患者さまの問診や腹診を通して、最適な漢方薬を選定しています。

まとめ

桂枝加芍薬大黄湯(ツムラ134)は、比較的体力があり、腹部膨満感や便秘傾向のある方に広く用いられる漢方薬です。腹痛、便秘、痔、更年期障害、月経不順など、多岐にわたる症状の改善が期待できます。特に大黄の緩下作用により、便通改善効果が臨床でよく確認されます。服用に際しては、添付文書に記載された用法・用量を守り、食前または食間に服用することが推奨されます。副作用としては、下痢や腹痛、まれに偽アルドステロン症などの重大な副作用も報告されているため、異変を感じた場合は速やかに医療機関を受診してください。妊娠中の方や他の下剤を服用中の方は、特に注意が必要です。漢方薬は体質や症状に合わせて使い分けることが重要であり、自己判断せず、必ず医師や薬剤師に相談し、適切な処方を受けるようにしましょう。

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よくある質問(FAQ)

Q. 桂枝加芍薬大黄湯は保険適用になりますか?
A. はい、桂枝加芍薬大黄湯(ツムラ134)は医師の処方箋があれば、医療用医薬品として健康保険が適用されます。そのため、患者さまは自己負担割合に応じた費用で薬を受け取ることができます。
Q. 漢方薬は長く飲み続けると体に悪い影響がありますか?
A. 漢方薬も医薬品であるため、副作用のリスクはゼロではありません。特に桂枝加芍薬大黄湯に含まれる甘草や大黄は、長期服用や過量服用で特定の副作用(偽アルドステロン症、電解質異常など)を引き起こす可能性があります。そのため、医師の指示なく長期にわたって服用を続けることは避けるべきです。定期的に医師の診察を受け、体調の変化や効果の有無を伝え、必要に応じて処方を見直してもらうことが重要です。
Q. 市販薬でも桂枝加芍薬大黄湯は購入できますか?
A. はい、桂枝加芍薬大黄湯は医療用医薬品だけでなく、市販薬(一般用医薬品)としても販売されています。ドラッグストアなどで購入可能ですが、市販薬は医療用と比べて生薬の配合量やエキス量が異なる場合があります。また、ご自身の症状や体質に合わない可能性もあるため、購入前に薬剤師に相談するか、症状が続く場合は医療機関を受診して医師の診断を受けることをお勧めします。
この記事の監修医
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倉田照久
医療法人御照会 理事長・渋谷文化村通り皮膚科 院長